高山市議会 > 2020-08-25 >
09月01日-01号

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  1. 高山市議会 2020-08-25
    09月01日-01号


    取得元: 高山市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和2年第4回定例会令和2年第4回高山市議会会議録(第1号)====================高山市告示第92号 地方自治法(昭和22年法律第67号)第102条第2項の規定により、次のとおり令和2年第4回高山市議会定例会を招集する。  令和2年8月25日   高山市長 國島芳明      記1 日時 令和2年9月1日   午前9時30分2 場所 高山市議会議事堂  ================◯議事日程 令和2年9月1日(火曜日)午前9時30分開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 報第12号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第6号)の専決処分について第4 報第13号 継続費精算報告書(一般会計)について第5 報第14号 継続費精算報告書下水道事業特別会計)について第6 議第79号 下呂市からの一般廃棄物の処理に係る事務の受託についての専決処分について第7 議第80号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第7号)の専決処分について第8 議第85号 令和2年度高山市観光施設事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について第9 議第86号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について第10 議第88号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について第11 議第82号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第9号)の専決処分について第12 議第87号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分について第13 議第89号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分について第14 議第81号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第8号)の専決処分について第15 議第83号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第10号)の専決処分について第16 議第84号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分について第17 認第 1号 平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算について第18 認第 2号 平成31年度高山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について第19 認第 3号 平成31年度高山市下水道事業特別会計歳入歳出決算について第20 認第 4号 平成31年度高山市地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算について第21 認第 5号 平成31年度高山市学校給食費特別会計歳入歳出決算について第22 認第 6号 平成31年度高山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について第23 認第 7号 平成31年度高山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について第24 認第 8号 平成31年度高山市観光施設事業特別会計歳入歳出決算について第25 認第 9号 平成31年度高山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について第26 認第10号 平成31年度高山市水道事業会計利益の処分及び決算について第27 認第11号 平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算について第28 議第90号 高山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について第29 議第91号 財産の取得について(AED屋外収納箱)第30 議第92号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第11号)第31 議第93号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)第32 議第94号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第3号)第33 発議第2号 特別委員会の設置について第34 請願第1号 日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願第35 陳情第10号 新型コロナ対策に関する市民のくらし、地元自営業者の営業を守る緊急要望について第36 陳情第11号 種苗法改定の取りやめを求める意見書の提出について第37 陳情第12号 コロナ禍での木材利用推進等に関する緊急要望について第38 陳情第13号 新型コロナウイルス感染症に係る新たな支援制度の創設を求める意見書の採択について第39 陳情第14号 コロナ社会での必要な医療提供を継続するための地域医療機関等への機能継続交付金の創設について  ================◯本日の会議に付した事件 1 日程第1 会議録署名議員の指名 1 日程第2 会期の決定 1 諸般の報告(議長) 1 諸般の報告(市長) 1 日程第3 報第12号 1 日程第4 報第13号 1 日程第5 報第14号 1 日程第6 議第79号 1 日程第7 議第80号 1 日程第8 議第85号 1 日程第9 議第86号 1 日程第10 議第88号 1 日程第11 議第82号 1 日程第12 議第87号 1 日程第13 議第89号 1 日程第14 議第81号 1 日程第15 議第83号 1 日程第16 議第84号 1 日程第17 認第1号から   日程第27 認第11号まで 1 日程第28 議第90号 1 日程第29 議第91号 1 日程第30 議第92号 1 日程第31 議第93号 1 日程第32 議第94号 1 日程第33 発議第2号 1 日程第34 請願第1号 1 日程第35 陳情第10号から  日程第39 陳情第14号まで  ================◯出席議員(24名)   1番       石原正裕君   2番       笠原 等君   3番       西本泰輝君   4番       松林 彰君   5番       中谷省悟君   6番       伊東寿充君   7番       谷村昭次君   8番       西田 稔君   9番       沼津光夫君  10番       榎 隆司君  11番       山腰恵一君  12番       渡辺甚一君  13番       岩垣和彦君  14番       中筬博之君  15番       倉田博之君  16番       松山篤夫君  17番       上嶋希代子君  18番       車戸明良君  19番       水門義昭君  20番       橋本正彦君  21番       中田清介君  22番       小井戸真人君  23番       谷澤政司君  24番       牛丸尋幸君  ================◯欠席議員(なし)  ================◯説明のため出席した者の職氏名  市長        國島芳明君  副市長       西倉良介君  理事        亀山裕康君  企画部長      田谷孝幸君  総務部長      清水孝司君  財務部長      上田和史君  市民活動部長    川田秀文君  福祉部長      荒城民男君  市民保健部長    橋本 宏君  環境政策部長    田中 裕君  農政部長      林 篤志君  林政部長      細野達也君  商工観光部長    東野敏朗君  海外戦略部長    田中 明君  建設部長      村田久之君  都市政策部長    西永勝己君  水道部長      中垣内一君  会計管理者     北村 鋭君  監査委員      笠原旦彦君  教育長       中野谷康司君  教育委員会事務局長 北村泰気君  消防長       松山孝生君  ================◯事務局出席職員氏名 事務局長       森下 斉君 次長         二村伸一君 自動車運転職員    櫻本明宏君  ――――――――◯――――――――     午前9時32分開会 ○議長(倉田博之君) これより令和2年第4回高山市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。  ================ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(倉田博之君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、榎隆司議員、岩垣和彦議員を指名します。  ================ △日程第2 会期の決定 ○議長(倉田博之君) 日程第2 会期の決定を議題とします。 お諮りします。 今期定例会の会期は、本日から9月25日までの25日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月25日までの25日間と決しました。  ================ △諸般の報告(議長) ○議長(倉田博之君) ただいまから諸般の報告をします。 去る7月13日、山県市において、第284回岐阜県市議会議長会議が開催され、正副議長が出席しました。会議は、会務報告の後、お手元に配付しております議案6件を審議し、いずれも原案のとおり可決し、その処理については会長に一任することに決しました。 次に、7月17日、飛騨市において、第141回東濃飛騨市議会議長会議が開催され、正副議長が出席しました。会議は、会務報告の後、お手元に配付しております議案2件を審議し、いずれも原案のとおり可決し、その処理については会長に一任することに決しました。 次に、第49回全国温泉所在都市議会議長協議会総会については、書面表決により、お手元に配付しております議案5件をいずれも原案のとおり可決し、その処理については会長に一任することに決しました。 次に、監査委員から、例月出納検査の結果報告書が議長に提出され、その内容については、お手元に配付しておりますとおりですので、御承知願います。 次に、報第11号 損害賠償の額の決定の専決処分については、配付しておりますとおりですので、御承知願います。 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。  ================ △諸般の報告(市長) ○議長(倉田博之君) この際、市長から発言の申出がありますので、これを許可します。 國島市長。   〔市長國島芳明君登壇〕 ◎市長(國島芳明君) おはようございます。 発言のお許しをいただきましたので、御挨拶と諸般の報告を申し上げます。 本日、令和2年第4回高山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多用の中御出席を賜り、会期も決定されまして、ここに開会の運びとなりました。 今議会に提案いたします案件は、報告案件4件、認定案件11件、条例案件1件、事件案件2件、予算案件13件、人事案件8件でございます。長期にわたり御審議をいただくこととなりますが、何とぞ十分な御審議をいただき、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、最近の市政の状況等について御報告を申し上げます。 まず、令和2年7月の豪雨災害につきまして御報告をさせていただきます。 初めに、今回の豪雨災害で被災された方々に、市民を代表して、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 さて、7月豪雨では、6日から大雨警報が発表されまして、8日午前6時30分には、大雨特別警報が発表されました。土砂災害や浸水のおそれが一段と高まったことから、市内全域3万5,910世帯、8万6,985人を対象に、避難指示を発令いたしました。 また、当日は、24時間当たりの降水量は、朝日町の宮之前観測所で309ミリ、久々野町の船山観測所で275ミリ、丹生川町の瓜田の観測所で198.5ミリを観測し、この3か所の観測所において、観測史上第1位を記録いたしております。 幸い人的被害はございませんでしたが、主な被害は、住家の全壊2棟、半壊11棟、一部損壊5棟など、お手元に配付の報告書の記載の被害が発生いたしました。 特に多数の土砂災害や河川洗掘などによりまして、道路の通行止めや鉄道の運休が相次ぎました。 国道158号、471号につきましては、7月8日から、大規模な土砂災害により、長野県の松本市内や丹生川町地内、上宝町地内で通行不能となりました。上宝町長倉や奥飛騨温泉郷では、観光客も含め1,700人以上の方が一時孤立状態となり、生活物資などの物流も滞るなど、大変心配をいたしましたけれども、国や県、建設事業者の皆様の懸命の復旧作業のおかげで早期に通行可能となり、7月9日には、孤立の解消、他地域とのアクセスを確保することができました。 このほかに、丹生川町久手、一之宮町の一之宮下、朝日町西洞、一之宿、高根町中洞、池ヶ洞などで、一時孤立状態が発生いたしましたけれども、いずれも7月9日までに解消することができました。 これらの早期孤立解消において、国、県の関係はもとより、建設事業者の皆様の御尽力に改めて感謝を申し上げる次第でございます。 なお、被害に遭われました住宅の清掃などには、多くの地域の方や災害ボランティアの方々などによる御協力をいただきました。 このほか、今回の豪雨災害では、多くの団体、個人の方からの御支援もいただいております。 これまでに、災害見舞金につきましては25件、総額で927万円を頂戴いたしましたし、義援金につきましては46件、総額177万269円をお寄せいただいております。 また、災害支援のふるさと納税につきましては1,665件、総額1,441万6,511円を頂戴いたしております。 この場をお借りして、御支援いただいた方々に心から厚く御礼を申し上げたいと思います。 また、今回の7月豪雨に係る緊急要望活動といたしまして、7月21日に、岐阜県知事と飛騨3市1村の首長で、JR東海、国土交通省中部地方整備局、中部運輸局を訪問いたしまして、JR高山本線及び国道41号の早期運休及び公共土木施設等の早期復旧に向けた災害査定の早急な実施などを要望させていただきました。 その後、建設事業者の皆様には、24時間体制で復旧工事に当たっていただき、7月23日にはJR高山本線が全線開通、国道41号は、8月17日に片側交互通行可能まで復旧が進みました。 このことに関しましても、関係の皆様に感謝を申し上げる次第でございます。 引き続き皆様の御協力をいただきながら、早期の復旧、復興への取組を進めるとともに、各種支援制度を活用いたしまして、被災された方々への支援を行ってまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症の関係につきまして御報告をいたします。 7月に入りまして、県内で、愛知県由来の若者の感染急増、あるいは全国で初めてとなりました高校クラスターの発生などによりまして、再び県内で感染が拡大をいたしました。新規感染者数感染経路不明者数、入院患者数の基準を超過したことから、7月31日に、岐阜県知事は、第2波非常事態を宣言されました。 下呂市においても、飛騨地域で初の感染者が発生いたしました。 この第2波非常事態を受けて、市でも、夏休み、お盆休み期間の感染防止と、新しい生活様式の徹底に取り組むとともに、身近で感染者が確認された場合に、感染者や治療に関わる医療従事者などに対する差別やプライバシーの侵害が決して起こることのないよう、周知啓発に取り組んでいるところでございます。 また、感染防止にしっかり取り組んでいただいている事業所向けに、県が作成されましたコロナ対策実行中ステッカー、これの配付を6月26日から開始しておりまして、現在までに1,291店舗が実行し、ステッカーを表示していただいております。 市民の皆様には、店舗利用の際には、このステッカーの表示を、安全・安心の目安としていただければと思っているところであります。 主な取組の状況を順次報告いたします。 (1)の新型コロナウイルス総合窓口につきましては、開設から4か月半が経過したところですが、昨日までに、市民や事業者の皆様からの相談や申請を9,208件受け付け、御批判や御意見などに対し、丁寧に対応いたしているところでございます。 (2)の特別定額給付金につきましては、8月末までに、3万5,911世帯の方々に対して、約87億円を給付させていただいており、給付率は99.9%となっています。 なお、今般の豪雨災害を受けまして、申請期限を2か月延長できることから、2か月間延長できることが国から通知されましたので、10月12日までを申請期限と延長いたしまして、未申請の方々への勧奨などを今、進めているところでございます。 (3)の「~飛騨お目覚め宣言~“飛騨あんしんの旅”キャンペーン」につきましては、県をまたぐ観光の往来が緩和された6月19日の前日、高山市、飛騨市、白川村が共同して、飛騨お目覚め宣言を発表し、新型コロナウイルス感染予防対策に地域一丸となって取り組むとともに、公営観光施設の無料化、賛同いただいた民間施設の割引や特典サービス、SNS投稿キャンペーンなど、飛騨2市1村共同で実施したところでございます。 (4)の市民向け宿泊施設利用促進事業につきましては、市民による市内宿泊施設の利用促進と市民の心身のリフレッシュ並びに地元観光業に対する理解を深めていただくことを目的といたしまして、宿泊施設の利用料の一部を市が助成するもので、6月19日より申込受付を開始し、予定より早く予算の上限に達したことから、7月29日に受付を終了いたしました。 受付終了時点の申込人数は1万3,410人で、内訳といたしましては、宿泊申込が7,060人で、98施設、日帰り申込みは6,350人で、34施設に御利用いただき、市内の宿泊施設の利用促進につながったところでございます。 (5)の飛騨地域地域外来・検査センターにつきましては、感染拡大に備えた検査体制の充実を図るため、6月29日に開設いたしました。 これは、県の委託を受けまして、高山市と飛騨市の医師会の協力で運営をし、かかりつけ医などで検査が必要と診断された方に対し、ドライブスルー形式で検体の採取を行うものでございます。週2日、予約制で、1日当たり10件まで対応いたしております。 (6)の高山市プレミアム付き商品券、みんなで応援商品券につきましては、7月29日より販売を開始いたしまして、8月30日までに、発行総額17億4,000万円のうち12億8,000万円を販売いたしました。 また、8月30日現在の換金状況は、額面総額で5億1,000万円となっております。 御利用いただける市内の店舗の登録につきましても2,215店舗となっております。 商品券の販売は9月30日まででございます。利用期限は10月末日までとなっておりますので、引き続き商品券の購入、利用の周知に取り組み、資金の市内循環に努めてまいりたいと考えております。 (7)の飛騨地域医療支援プロジェクトにつきまして、高山市、飛騨市、白川村の2市1村とNPO法人とが共同して、飛騨地域の医療体制を整えるために、コロナ対策医療支援基金を設置いたしまして、6月2日から7月30日まで、クラウドファンディング方式によりまして、住民や団体、事業者などの皆様から、医療従事者に対する御寄附を賜りました。 御寄附の総額は、目標額の1,000万円を大きく上回り、2,800万1,201円が集まりました。寄附件数は560件でございました。 多くの方から温かい御支援を賜ったところであります。今後、関係機関と調整を行い、皆様から頂戴をいたしました御寄附とメッセージを飛騨地域の医療機関にお届けしていく予定といたしているところでございます。 新型コロナウイルスとの戦いは、以前より申しておりますけれども、長期にわたっていくことが予想され、当面はコロナとともに新しい日常を確実に実践していかなければなりません。 また、細心の注意を払っても、感染してしまう危険性は誰にでもございます。もし感染者が発生したとしても、いわれのない差別や偏見などが向けられることが絶対にないよう、冷静で、良識ある行動を、市民の皆様にこれからもお願いしてまいりたいと考えております。 それでは、次に、若者等活動事務所、村半のオープンにつきまして御報告いたします。 4月に予定しておりましたオープンを延期いたしておりましたけれども、新型コロナウイルス感染症の予防対策の徹底を図りながら、7月1日から運営を始めました。 地元の中学生や高校生を始め、若者グループや地域団体による活動など、この2か月間で約2,800人、これは延べ人数でございますけれども、皆様に利用いただいているところでございます。引き続き感染症の対策を実施しながら、利用促進を図ってまいりたいと考えております。 次に、宮川人道橋、行神橋の完成につきまして御報告いたします。 7月5日に、高山市景観まちづくり刷新支援事業の一環として、本町3丁目、4丁目から下三之町をつなぐ新たな人道橋、行神橋の工事が完成し、市道下三之町本町線として供用を開始いたしました。 一級河川宮川を挟む右岸の下三之町と左岸の本町三、四丁目の両地域のかけ橋となり、この橋を中心に、本町エリアと下町エリア全体が魅力や価値を高め、発展していくこと、橋のたもととたもとの地域が開かれ、そこに住む人や訪れた人が幸せになれることを願い、行神橋としたところでございます。 令和元年度から工事を開始し、総事業費は約2億9,000万円で、建築物の景観などに配慮いたしまして、木のぬくもりを感じる県産材ヒノキによる格子を取り付けております。 今後、生活に身近で、まちなかのシンボルとなる道路、人道橋として、市民の皆様に末永く親しんでいただけることを期待しているところでございます。 次に、海外の姉妹都市との交流について御報告いたします。 去る7月30日に、高山・デンバー姉妹都市提携60周年を記念し、オンライン方式での記念式典を実施いたしました。 当初はデンバー市を訪問し、記念式典や交流イベントを行う予定でございましたが、今般の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によりまして、相互の訪問を取りやめ、オンライン方式で、周年行事を行うこととしたものでございます。 式典では、60年間の交流の歩みを振り返るとともに、共同宣言を読み上げ、今後もデンバー市とよりよい友好関係を続けていくことや、両市の深い絆を再確認させていただきました。 また、この60年間の日米交流は、外務省において高く評価され、高山市の高山・デンバー友好協会並びにデンバー市のデンバー・高山姉妹都市委員会のこの2つの交流団体が、日本と米国の友好関係促進及び米国における対日理解の促進に大きな貢献をしたということで、外務大臣表彰を受賞されましたので、去る8月20日に、表彰の伝達を行わせていただきました。 長きにわたる交流の功績をたたえ、感謝を申し上げるとともに、今後も、官民協働で日米友好交流の推進をお願いしたところでございます。 次に、職員採用試験について御報告いたします。 本年8月採用の募集につきましては、事務職6名、技術職1名の合格を決定し、8月1日付で採用いたしました。 また、同じく11月採用職員の募集並びに令和3年度の新規職員採用につきましては、お手元に配付の報告書記載の内容にて採用を決定してまいります。 このほか、6月定例会における報告後の諸事項につきましては、お手元に配付の報告書にまとめておりますので、御覧いただきますようにお願いを申し上げます。 以上で諸般の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(倉田博之君) 以上をもちまして、市長の発言を終わります。  ================ △日程第3 報第12号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第6号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第3 報第12号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第6号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました報第12号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第6号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの2ページを御覧ください。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第6号)を別紙とすることにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、本年6月22日専決処分しましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。 この補正は、新型コロナウイルス感染症の影響により負担が増している低所得のひとり親世帯への支援として、児童扶養手当受給世帯等に対し、臨時特別給付金を早期に支給するため、必要な経費について専決処分を行ったものであります。 3ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,600万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ584億1,189万2,000円とするものであります。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。 4ページの第1表 歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 5ページを御覧ください。 事項別明細書であります。 初めに、下段の歳出から説明をさせていただきます。 第3款民生費、第2項児童福祉費、第6目子育て世帯臨時特別給付金給付費につきましては、低所得のひとり親世帯に臨時特別給付金を支給するため、8,600万円を追加するもので、第18節負担金補助及び交付金に、ひとり親世帯臨時特別給付金として8,000万円を、また、給付に係る事務経費として、第1節報酬から第12節委託料まで、合計600万円を計上しているところであります。 続きまして、上段の歳入を御覧ください。 この補正に係る財源につきましては、全額国費で賄うこととしており、第15款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金に、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費として8,600万円、補助率10分の10を計上いたしております。 なお、このひとり親世帯臨時特別給付金でございますが、支給対象は、令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている方のほか、公的年金等を受給していることにより児童扶養手当の支給を受けていない方及び新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方、これらの方が対象となります。 また、支給額につきましては、1世帯当たり5万円で、第2子以降1人につき3万円が加算されるほか、児童扶養手当受給世帯等で、収入が減少した世帯には5万円がさらに加算をされます。 令和2年6月分の児童扶養手当受給者については、受給に係る申請は不要、それ以外の方については、申請により支給することとなっておりまして、本市におきましては、申請不要の方には8月中に支給を完了しており、また、申請により支給する方につきましては8月上旬から申請を受け付け、順次支給を行っているところであります。 6ページから8ページにかけての給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) 申請が必要な世帯と必要でない世帯があるようですが、どのぐらいの世帯が申請不要で、給付されたのか。必要な世帯はどのぐらい見込んでいて、今、どのぐらいまで進んでいるのか、現状を教えていただけますか。 ○議長(倉田博之君) 荒城福祉部長。
    ◎福祉部長(荒城民男君) 児童扶養手当の受給者の方には振り込みましたけど、こちらについて520世帯、800人分を計上しておりまして、その分は振込をしたということでございます。 また、公的年金受給者の方で児童扶養手当を受給していない世帯であるとか、所得超過によって児童扶養手当がもらえていない世帯、こちらについては、それぞれ105世帯、160人分ずつを計上しております。 そちらについては、今のところは10件程度しかまだ申請はないといった状況でございますので、今、メールであるとか、ホームページ、また、こちらで把握できた分については、個別にお知らせもしているといった状況でございます。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 以上で報第12号についての報告を終わります。  ================ △日程第4 報第13号 継続費精算報告書(一般会計)について ○議長(倉田博之君) 日程第4 報第13号 継続費精算報告書(一般会計)についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました報第13号 継続費精算報告書(一般会計)について御説明申し上げます。 議案つづりの9ページを御覧ください。 新ごみ処理施設環境影響調査事業に係る平成31年度継続費精算報告書を別紙のとおり調製いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。 10ページの継続費精算報告書を御覧ください。 第4款衛生費、第2項清掃費の新ごみ処理施設環境影響調査事業につきましては、平成30年度から平成31年度までの2か年の事業で、全体計画の欄の年割額の計5,500万円に対し、実績欄の支出済額の計は4,989万8,160円で、比較欄の年割額と支出済額の差の計510万1,840円が精算残高となるものであります。 表外に参考資料といたしまして、精算残高の内訳を記載しております。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 以上で報第13号についての報告を終わります。  ================ △日程第5 報第14号 継続費精算報告書下水道事業特別会計)について ○議長(倉田博之君) 日程第5 報第14号 継続費精算報告書下水道事業特別会計)についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました報第14号 継続費精算報告書下水道事業特別会計)について御説明申し上げます。 議案つづりの11ページを御覧ください。 処理場整備事業(移動式汚泥脱水乾燥施設)及び地方公営企業移行事業に係る平成31年度継続費精算報告書を別紙のとおり調製いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。 12ページの継続費精算報告書を御覧ください。 第1款下水道事業費、第2項特定環境保全下水道施設費の処理場整備事業(移動式汚泥脱水乾燥施設)につきましては、平成30年度から平成31年度までの2か年の事業で、全体計画の欄の年割額の計9,200万円に対し、実績欄の支出済額の計は7,560万円で、比較欄の年割額と支出済額の差の計1,640万円が精算残高となるものであります。 第2項総務費、第1項総務管理費の地方公営企業移行事業につきましては、平成30年度から平成31年度までの2か年の事業で、全体計画欄の年割額の計2,100万円に対し、実績欄の支出済額の計は1,100万円で、比較欄の年割額と支出済額の差の計1,000万円が精算残高となるものであります。 なお、欄外の米印を御覧いただきたいと思いますが、本事業につきましては、平成30年6月27日に着手、令和2年3月27日に完了した事業でございまして、全体の事業費は1,853万1,000円で、平成30年度に1,100万円を支出いたしましたが、平成31年度の債務753万1,000円については、完了日の都合上、支払い日が令和2年4月1日以降となったことから、地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により、令和2年度の債務となるため、平成31年度の支出済額を空欄としているものであります。 したがいまして、会計の移行がなければ、出納整理期間中の処理を反映し、計画額2,100万円に対し、実績額1,853万1,000円、精算残高246万9,000円となるところ、会計の移行により、特別会計は打切決算となり、残った債務は新会計に引き継がれたことから、このような調書の掲載となっておりますので、お願いいたします。 なお、表外に参考資料といたしまして、精算残高の内訳を記載しております。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 以上で報第14号についての報告を終わります。  ================ △日程第6 議第79号 下呂市からの一般廃棄物の処理に係る事務の受託についての専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第6 議第79号 下呂市からの一般廃棄物の処理に係る事務の受託についての専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 田中環境政策部長。   〔環境政策部長田中裕君登壇〕 ◎環境政策部長(田中裕君) ただいま議題となりました議第79号 下呂市からの一般廃棄物の処理に係る事務の受託についての専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの13ページを御覧ください。 下呂市からの一般廃棄物の処理に係る事務の受託について、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年7月16日に専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 議案つづりの16ページを御覧ください。 本件の受託地域概略図を掲載しております。 概略図の北側は高山市、南側は下呂市になります。 概略図の中央からやや西寄りに、小坂久々野トンネルと記載しております南北の線が国道41号となります。 令和2年7月の豪雨により、7月8日に下呂市小坂町門坂地内の国道41号、図の朱書きの箇所におきまして道路崩落の災害が発生し、通行止めとなり、下呂市小坂町門坂地区の一部及び岩崎地区の家庭から排出される廃棄物の処理を下呂市において行うことが困難となったことから、当該地区の家庭から排出される一般廃棄物の運搬、再生、処分等の事務について、下呂市より高山市に支援の依頼があり、7月16日に双方で専決処分を行い、事務を行ったものであります。 議案つづりの14ページを御覧ください。 こちらは、地方自治法第252条の14第1項の規定により規約を定め、下呂市からの一般廃棄物の処理に係る事務を受託する旨の専決処分書です。 続いて、15ページは、下呂市から高山市への一般廃棄物の処理に係る事務の委託に関する規約です。 第1条で、委託事務の範囲として、下呂市が行う一般廃棄物の処理のうち、令和2年7月豪雨災害により、下呂市の廃棄物処理施設への運搬が困難となった下呂市小坂町門坂地区の一部及び岩崎地区の家庭から排出されるものの、収集、運搬、再生、処分等の事務を高山市が行うものとしています。 第2条は、委託事務の範囲及び執行の方法等として、委託事務は高山市の条例、規則、その他規程の定めるところによるものとし、本件事務によって生じる収入、廃棄物売払い収入等は、高山市に帰属するものとしています。 第3条で、委託事務に関する経費の負担等は下呂市が負担することとし、経費の額及び交付の時期は、両市で協議することとしています。 また、第4条で、条例等の制定、改廃の場合の措置についてを、第5条では、その他必要な事項を両市で協議することについて定めています。 なお、7月8日に発生した豪雨災害による国道41号の崩落箇所は応急復旧工事が完了し、8月17日午前7時から通行止めが解除されたことから、下呂市において一般廃棄物の運搬、再生、処分等の事務を行うことが可能となったため、同日以降の本件に係る事務は、経費の負担など事務手続を残すのみとなっています。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) 専決処分の理由は、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるということで、専決処分されたという説明でしたが、そうしますと、7月8日に災害が起きて、専決処分をしたのが7月16日ということですが、その間の経過を、議会を招集する時間的余裕がないというのをもう少し説明していただかないと分かりかねるので、その経過をもう少し詳しく説明していただけますか。 ○議長(倉田博之君) 田中環境政策部長。 ◎環境政策部長(田中裕君) 災害が発生した8日以降、下呂市におきましては、住民の生活に伴う災害対応をどのようにするかという協議をされたようです。 ごみの処理が、先ほど説明いたしましたとおり下呂市での処分が困難ということになりまして、7月14日付で、正式に高山市に協議、依頼をいただきました。 それで、高山市の収集体制等を確認しながら、対応が可能であるという判断を行いまして、高山市の収集日である17日に、早速この当該地区に収集に出向けるよう手配をしたものであります。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第7 議第80号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第7号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第7 議第80号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第7号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第80号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第7号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの17ページを御覧ください。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第7号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月8日専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨災害に伴う災害復旧費として、土砂流出場所の養生や土砂除去等に要する経費について専決処分を行ったものであります。 18ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,080万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ586億5,269万2,000円とするものであります。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。 19ページの第1表 歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 21ページを御覧ください。 事項別明細書の歳出であります。 第5款農林水産業費、第5項、第1目下水道費につきましては、被災した下水道施設の応急復旧に係る経費に充てるため、下水道事業会計の補助金に1,280万円を、また、第6款商工費、第3項繰出金、第1目観光施設事業繰出金につきましては、被災した飛騨高山スキー場の応急復旧に係る経費に充てるため、観光施設事業特別会計の繰出金に1,300万円を、それぞれ追加するものであります。 第12款災害復旧費につきましては、第1項農林水産業施設災害復旧費において、第1目現年農業施設災害復旧費に5,100万円を、第2目現年林業施設災害復旧費に1,200万円を、22ページに移りまして、第2項土木施設災害復旧費において、第1目現年土木施設災害復旧費に1億5,000万円を、第3項その他公共施設災害復旧費において、第1目現年その他公共施設災害復旧費に200万円を、それぞれ追加するものであります。 各目における第10節需用費の追加につきましては、現場養生のためのブルーシート等の購入経費、第12節委託料の追加につきましては、土砂除去等委託料、第2項、第1目現年土木施設災害復旧費の第14節工事請負費につきましては、朝日町西洞地区における孤立状態を解消するための応急復旧工事費であります。 なお、応急復旧の箇所数でございますが、第1項、第1目現年農業施設災害復旧費及び第2目現年林業施設災害復旧費においては、合わせて約100か所、第2項、第1目現年土木施設災害復旧費においては約300か所、第3項、第1目現年その他公共施設災害復旧費においては2か所となっております。 続きまして、歳入について説明をさせていただきます。 20ページを御覧ください。 この補正の財源につきましては、前年度からの繰越金を充てることとし、第20款、第1項、第1目繰越金に2億4,080万円を計上いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第8 議第85号 令和2年度高山市観光施設事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第8 議第85号 令和2年度高山市観光施設事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第85号 令和2年度高山市観光施設事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの57ページを御覧ください。 令和2年度高山市の観光施設事業特別会計の補正予算(第1号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月8日専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨により、飛騨高山スキー場において、ゲレンデの一部が崩壊し、また、センターハウスやリフト乗り場に土砂が流入したため、土砂除去等に要する経費について専決処分を行ったものであります。 58ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の観光施設事業特別会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,240万円とするものであります。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。 59ページの第1表 歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 60ページを御覧ください。 下段の事項別明細書の歳出のほうを御覧いただきたいと思います。 第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費につきましては、土砂除去等委託料1,300万円を追加するものであります。 この補正の財源は、全額、一般会計からの繰入金を充てることとし、上段の歳入、第2款繰入金、第1項、第1目一般会計繰入金に1,300万円を計上いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第9 議第86号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第9 議第86号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第86号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの61ページを御覧ください。 令和2年度高山市の水道事業会計の補正予算(第1号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月8日専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨により被災した水道施設の応急復旧や、給水車の応援要請等に要する経費について専決処分を行ったものであります。 62ページを御覧ください。 本文であります。 第1条は、総則で、令和2年度高山市水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。 第2条は、収益的支出で、令和2年度高山市水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものとし、第1款水道事業費用、第2項営業外費用から750万円を減額し、1億5,625万円とし、第4項特別損失に8,300万円を追加するものであります。 68ページの実施計画明細書を御覧ください。 第1款水道事業費用、第2項営業外費用、第2目消費税につきましては、被災した水道施設の応急復旧等に係る支出増に伴い、仮払い消費税が増額となることから、最終的に支払う消費税が減額となるもので、750万円を減額するものであります。 第4項特別損失、第1目災害による損失につきましては、被災した水道施設の応急復旧や断水地域への給水のため、協定に基づく他自治体への給水車の応援要請に係る経費として、新たに目を設け、8,300万円を追加するものであります。 なお、63ページの実施計画、64ページから67ページにかけての各調書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。 ================ △日程第10 議第88号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第10 議第88号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第88号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第1号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの78ページを御覧ください。 令和2年度高山市の下水道事業会計の補正予算(第1号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月8日専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨により被災した下水道施設の応急復旧等に要する経費について専決処分を行ったものであります。 79ページを御覧ください。 本文であります。 第1条は、総則で、令和2年度高山市下水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。 第2条は、収益的収入及び支出で、令和2年度高山市下水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものとし、収入において、第1款下水道事業収益、第2項営業外収益に1,280万円を追加し、17億6,374万6,000円とし、支出において、第1款下水道事業費用、第2項営業外費用から120万円を減額し、4億950万1,000円とし、第3項特別損失に1,400万円を追加し、7,948万2,000円とするものであります。 81ページの実施計画明細書を御覧ください。 収益的収入及び支出において、初めに、下段の支出ですが、第1款下水道事業費用、第2項営業外費用、第2目消費税につきましては、被災した下水道施設の応急復旧に係る支出増に伴い、仮払い消費税が増額となることから、最終的に支払う消費税が減額となるもので、120万円を減額するものであります。 第3項特別損失、第2目災害による損失につきましては、被災した下水道施設の応急復旧に要する経費として、新たに目を設け、1,400万円を追加するものであります。 次に、上段の収入ですが、本補正の財源につきましては、一般会計からの補助金を充てることとし、第1款下水道事業収益、第2項営業外収益、第3目雑収益に1,280万円を追加するものであります。 なお、80ページの実施計画につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第11 議第82号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第9号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第11 議第82号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第9号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第82号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第9号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの32ページを御覧ください。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第9号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月15日専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨災害に伴う災害復旧費として、被災した施設の復旧工事に向けた測量設計及び被災した施設のうち、単独災害となる施設の復旧工事費等について専決処分を行ったものであります。 33ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億7,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ596億4,459万2,000円とするものであります。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。 第2条は、債務負担行為の補正で、債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によるものであります。 第3条は、地方債の補正で、地方債の追加は、「第3表 地方債補正」によるものであります。 34ページから35ページにかけての第1表 歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 また、36ページの第2表 債務負担行為補正、第3表 地方債補正につきましては、事項別明細書を説明した後に説明をさせていただきます。 39ページを御覧ください。 事項別明細書の歳出であります。 第2款総務費、第1項総務管理費、第13目災害対策本部費につきましては、豪雨災害対応において使用した毛布や非常食などの防災備蓄品を補充するため、第10節需用費の消耗品に300万円を追加するほか、災害救助法の適用により、県の事務委任を受け、同法の規定に基づき、被災した一定の住家について市が応急修理を行うため、第10節需用費の施設修繕料に1,600万円を追加するものであります。 財源内訳欄の県支出金1,600万円は、災害救助費委託金であります。 第3款民生費、第5項災害救助費、第1目災害救助費につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律の規定に基づき、被災者に対し、被災の程度に応じて、生活の再建に向けた資金の貸付けを行うため、第20節貸付金に2,000万円を追加するものであります。 財源内訳欄の地方債は、災害援護資金県貸付金であります。 第5款農林水産業費、第1項農業費、第3目農業振興費につきましては、災害により経済的な影響を受け、資金融資を受けた農業者に対し、3年間の利子補給を行うため、第18節負担金補助及び交付金に、災害復旧支援融資利子補給金10万円を追加するものであります。 なお、本事業実施に当たり必要な予算措置といたしまして、債務負担行為を追加する補正を併せて行っております。 第5項、第1目下水道費につきましては、下水道事業会計において、災害復旧工事等に伴う地方債の借入れや消費税の減額などにより、実質的な赤字補填である一般会計から下水道事業会計の出資金を10万円減額するものであります。 40ページを御覧ください。 第6款、第1項商工費、第1目商工振興費につきましては、災害の影響を受け融資を受けた事業者に対し、3年間の利子補給と保証料の補給を行うため、災害復旧支援融資利子補給金に200万円を、災害復旧支援融資保証料補給金に500万円、また、第2目労政振興費において、同じく勤労者に対し、利子補給保証料補給を行うため、災害復旧支援融資利子補給金に40万円を、災害復旧支援融資保証料補給金に60万円を、それぞれ追加するものであります。 この利子補給につきましても、農業者向けと併せて、債務負担行為の補正を行っております。 第12款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費、第1目現年農業施設災害復旧費につきましては、測量等委託料1億4,500万円、約200か所の災害復旧工事費1億1,200万円、合わせて2億5,700万円を追加するものであります。 財源内訳欄のその他1,673万円は、現年災害復旧費分担金で、分担率は、農地が100分の20、農業用施設が100分の17.5であります。 第2目現年林業施設災害復旧費につきましては、測量等委託料8,000万円、約240か所の災害復旧工事費1億7,000万円、合わせて2億5,000万円を追加するものであります。 第2項土木施設災害復旧費、第1目現年土木施設災害復旧費につきましては、土砂除去等委託料2,000万円、測量等委託料1億6,300万円、約140か所の災害復旧工事費8,400万円、合わせて2億6,700万円を追加するものであります。 41ページを御覧ください。 第3項その他公共施設災害復旧費、第1目現年その他公共施設災害復旧費につきましては、土砂除去等委託料1,300万円、約30か所の災害復旧工事費3,700万円、合わせて5,000万円を追加するものであります。 続きまして、歳入について説明をさせていただきます。 なお、特定財源につきましては、歳出と併せて説明をさせていただきましたので、一般財源についての説明とさせていただきます。 38ページを御覧ください。 今回の補正により必要となる一般財源は8億1,827万円となりますので、第20款、第1項、第1目繰越金において、前年度からの繰越金の残額1億7,544万6,000円を計上した上で、37ページ下段の第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金において、6億4,282万4,000円を繰り入れることとしております。 続きまして、36ページを御覧ください。 第2表 債務負担行為補正であります。 歳出で説明いたしましたとおり、被災者に対する農業者向け、事業者向け、勤労者向けのそれぞれの融資に対し、3年間の利子補給を行うため、令和2年7月豪雨災害復旧支援融資利子補給金、期間は令和2年度から令和5年度、限度額は、金融機関等が行う融資に対し、高山市が災害復旧支援として行う利子補給金、年4%以内で、資金の種類ごとに市長が定める率を乗じて得た額とする債務負担行為を追加するものであります。 次に、その下の第3表 地方債補正であります。 災害援護資金貸付金の財源とするため、地方債を追加するもので、起債の目的は災害援護事業、限度額は2,000万円、起債の方法、利率、償還の方法は表に記載のとおりであります。 なお、42ページ以降の債務負担行為に関する調書、地方債に関する調書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) 先ほどとも同じですが、災害は7月8日ということですけど、専決処分が7月15日ということですが、この間に議会を招集する時間的余裕がなかったという、その経過をもう少し説明していただけますか。 ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。 ◎財務部長(上田和史君) 災害が7月7日、8日のあたりで特に起きまして、1本目、応急復旧につきましては、7月8日付で専決処分をさせていただいております。 それから、今回の補正につきましては、本復旧に向けた設計と、単独災害に係る工事請負費ということで、その工事箇所の特定でありますとか、工事に係る規模の把握等々をしておって、ここの日付になったというもので、最短で、次の補正をさせていただいたのが7月15日付だったということでございます。 ○議長(倉田博之君) その他ございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第12 議第87号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第12 議第87号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第87号 令和2年度高山市水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの69ページを御覧ください。 令和2年度高山市の水道事業会計の補正予算(第2号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月15日専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨災害に伴う災害復旧費として、被災した施設の復旧工事に向けた測量設計及び被災した施設のうち、単独災害となる施設の復旧工事費等について専決処分を行ったものであります。 70ページを御覧ください。 本文であります。 第1条は、総則で、令和2年度高山市水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第2条は、収益的支出で、令和2年度高山市水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものとし、第1款水道事業費用、第2項営業外費用から630万円を減額し、1億4,995万円とするものであります。 第3条は、資本的支出で、予算第4条本文括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額10億9,890万円は、当年度分損益勘定留保資金7億7,155万2,000円、当年度分消費税資本的収支調整額4,473万9,000円及び減債積立金2億8,260万9,000円で補填するものとするを、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額11億6,890万円は、当年度分損益勘定留保資金7億7,155万2,000円、当年度分消費税資本的収支調整額5,110万3,000円及び減債積立金3億4,624万5,000円で補填するものとするに改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正するものとし、第1款資本的支出、第1項建設改良費に7,000万円を追加し、11億3,225万5,000円とするものであります。 77ページの実施計画明細書を御覧ください。 上段は、収益的収入及び支出の支出であります。 第1款水道事業費用、第2項営業外費用、第2目消費税につきましては、被災した水道施設の復旧工事等に係る支出増に伴い、仮払い消費税が増額となることから、最終的に支払う消費税が減額となるもので、630万円を減額するものであります。 下段は、資本的収入及び支出の支出であります。 第1款資本的支出、第1項建設改良費、第1目原水及び浄水施設費において、被災した導水管4か所の復旧工事に向けた測量設計に1,300万円を、同じく被災した導水管のうち、単独災害となる2か所の復旧工事費に5,000万円を、第3目建設改良費において、被災した配水管1か所の復旧工事に向けた測量設計に700万円を、それぞれ追加するものであります。 なお、72ページの実施計画、73ページから76ページにかけての各調書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第13 議第89号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第13 議第89号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第89号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第2号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの82ページを御覧ください。 令和2年度高山市の下水道事業会計の補正予算(第2号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月15日専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、令和2年7月豪雨災害に伴う災害復旧費として、被災した施設の復旧工事に向けた測量設計及び被災した施設のうち、単独災害となる施設の復旧工事費等について専決処分を行ったものであります。 83ページを御覧ください。 本文であります。 第1条は、総則で、令和2年度高山市下水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第2条は、収益的支出で、令和2年度高山市下水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するものとし、第1款下水道事業費用、第2項営業外費用から40万円を減額し、4億910万1,000円とするものであります。 第3条は、資本的収入及び支出で、予算第4条本文括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額13億2,173万5,000円は、当年度分損益勘定留保資金13億641万3,000円、当年度分消費税資本的収支調整額1,532万2,000円で補填するものとするを、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額13億2,213万5,000円は、当年度分損益勘定留保資金13億641万3,000円、当年度分消費税資本的収支調整額1,572万2,000円で補填するものとするに改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものとし、収入において、第1款資本的収入、第3項企業債に470万円を追加し、3億7,780万円に、第4項他会計出資金から10万円を減額し、4億2,941万5,000円とし、84ページに移りまして、支出において、第1款資本的支出、第1項建設改良費に500万円を追加し、8億271万2,000円とするものであります。 第4条は、企業債の補正で、予算第6条の表、管きょ施設費、処理場建設費の項限度額の欄中、3億7,310万円を3億7,780万円に改めるものであります。 91ページの実施計画明細書を御覧ください。 収益的収入及び支出の支出において、第1款下水道事業費用、第2項営業外費用、第2目消費税につきましては、被災した下水道施設の応急復旧に係る支出増に伴い、仮払い消費税が増額となることから、最終的に支払う消費税が減額となるもので、40万円を減額するものであります。 92ページを御覧ください。 資本的収入及び支出のうち、初めに、下段の支出ですが、第1款資本的支出、第1項建設改良費、第1目管きょ施設費において、被災した管路2か所の復旧工事に向けた測量設計に200万円を、同じく被災した管路のうち、単独災害となる1か所の復旧工事費に100万円を、第2目処理場建設費において、浸水した処理場施設1か所の復旧工事費に200万円を、それぞれ追加するものであります。 次に、上段の収入ですが、第1款資本的収入、第3項、第1目企業債に470万円を追加し、第4項、第1目他会計出資金から10万円を減額するものであります。 85ページから90ページにかけての実施計画及び各調書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第14 議第81号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第8号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第14 議第81号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第8号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第81号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第8号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの23ページを御覧ください。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第8号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月10日専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、国や県の補正予算を活用した早急な対策が求められる取組、及び夏の暑い時期に向けて、早急な対策が求められる取組について、特に子どもの安全・安心と学びの保障を目的とした事業を実施するための経費について専決処分を行ったものであります。 24ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,090万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ587億7,359万2,000円とするものであります。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。 25ページの第1表 歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 28ページを御覧ください。 事項別明細書の歳出であります。 第3款民生費、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費につきましては、障がい児通所支援事業所において、障がい児に対する継続的な支援に支障が生じないよう、県の休業要請により影響を受けた事業所に対し、障がい児が本来利用する予定だった通所支援を利用しなくなった日数に応じ、基本報酬相当額を助成するため、障がい児通所支援事業所継続支援事業補助金として2,200万円を追加するほか、児童福祉施設等における感染防止対策に対し支援するため、第1目において、母子生活支援施設、養育支援施設に対する支援として、新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業補助金に100万円を、また、第2目児童保育費において、私立保育園に対する同様の補助金として850万円を、第3目保育園費において、公立保育園における同様の対策経費として、第13節使用料及び賃借料、第17節備品購入費に合計400万円を、それぞれ追加するものであります。 第1目児童福祉総務費の財源内訳欄、県補助金の1,805万円のうち1,705万円は、障がい児通所支援事業所継続支援事業費補助金、補助率4分の3及び10分の10、残りの100万円と第2目の850万円、第3目の400万円は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業費補助金、補助率10分の10であります。 第9款教育費、第1項教育総務費、第2目事務局費につきましては、学校内で新型コロナウイルスの感染者が確認され、2週間の休業となる学級が発生した場合を想定し、ウェブ学習ができる環境を整備しておくため、貸出用モバイルルーターやオンライン事業用カメラに係る経費として、第11節役務費、第17節備品購入費に、合計140万円を追加するものであります。 財源内訳欄の国庫支出金35万円は、情報通信環境整備事業費補助金、補助率2分の1及び10分の10であります。 28ページから29ページにかけての第2項小学校費及び第3項中学校費につきましては、学校における感染症対策や、家庭における効果的な学習のために用いる教材の購入など、学校再開に伴う感染症対策、学習保障等に係る経費として、小学校費においては、第1目学校管理費の第10節需用費に670万円、第11節役務費に30万円、第17節備品購入費に1,440万円、第2目教育振興費の第10節需用費に60万円、第17節備品購入費に200万円、小学校費合計で2,300万円を、中学校費においては、第1目学校管理費の第10節需用費に340万円、第17節備品購入費に960万円、第2目教育振興費の第10節需用費に70万円、第17節備品購入費に30万円、中学校費合計で1,400万円を、それぞれ追加するものであります。 次に、学校教育活動への人的支援として、学習指導員や教室内の消毒などを行うスクールサポートスタッフを配置するため、会計年度任用職員に係る経費として、小学校費において、第2目教育振興費の第1節報酬に2,310万円、第8節旅費に110万円、合計2,420万円を、中学校費において、第2目教育振興費の第1節報酬に1,280万円、第8節旅費に70万円、合計1,350万円を、それぞれ計上いたしております。 なお、学習指導員につきましては、県補助の配置基準に加え、小6、中3への支援として、市単独にて追加配置を、同じくスクールサポートスタッフについても、県補助で配置基準外となる学校にも市単独で配置をし、充実を図っているところであります。 次に、修学旅行を実施するに当たり、児童生徒の体調管理、感染防止の徹底を図るため、看護師を同行させる経費として、小学校費において、第2目教育振興費の第12節委託料に140万円を、中学校費において、第2目教育振興費の第12節委託料に90万円を、それぞれ計上いたしております。 最後に、第2項小学校費、第1目学校管理費、第12節委託料700万円につきましては、今年度長寿命化改修中の新宮小学校において、この夏の冷房の稼働ができないことから、児童の熱中症対策として、一定距離以上の児童をバスで送迎するための経費を計上しているものであります。 なお、同じく長寿命化改修中の丹生川中学校の生徒につきましては、丹生川支所内の空調の効いた会議室を利用して授業を行ったところであります。 小学校費、中学校費ともに、財源内訳欄の国庫支出金は、学校保健特別対策事業費補助金、補助率2分の1、県支出金は、学習指導員配置事業費補助金、補助率10分の10及びスクールサポートスタッフ配置事業費補助金、補助率10分の10であります。 次に、歳入について説明をさせていただきます。 なお、特定財源につきましては、歳出と併せて説明をさせていただきましたので、一般財源についての説明とさせていただきます。 27ページを御覧ください。 今回の補正により必要となる一般財源は4,200万円となりますので、第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金において、4,200万円を繰り入れることとしております。 30ページから31ページにかけての給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。 谷村議員。 ◆7番(谷村昭次君) それでは、教育費の教育振興費の先ほど御説明ありました会計年度任用職員についてですが、95人ということですけれども、こういった方々は、どういったところから任用されるのか、退職教員がほとんどなのか、その辺の現状と展望について教えていただきたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 北村教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(北村泰気君) 今の学習指導員の関係ですけれども、学習の遅れがあったりとか、子どもが多くいるようなクラスを人数を減らしてというようなときにお手伝いをいただくということで、必ずしも教員の資格を持っている必要はないということで、そういったお手伝いをしていただける方をお願いして、配置をしているところでございます。 ○議長(倉田博之君) 谷村議員。 ◆7番(谷村昭次君) もう一点、この報酬の総額を単純に95で割ると、38万円ぐらいになるということですけれども、1人当たり38万円ということですけど、その期間も、何か月来ていただくのか分かりませんけれども、この報酬基準について、働き方改革並びに報酬の最低基準等から、適正、妥当な額かというところについてはどういうお考えでしょうか。 ○議長(倉田博之君) 北村教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(北村泰気君) 県の補助とか、そういった財源を活用して配置をさせていただくということで、その補助金の考え方の中で、指導員の補助については、7月から2月までの8か月間のうちの30週というような基準でもって、県がその補助を交付するというようなことになっておりまして、これに合わせて積算をしているというところでございます。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) この専決処分が7月10日ですけど、その議会を招集する時間的余裕がなく、やらざるを得ないという、その辺がよく分からないので、前もって、議会とも議論しながら進められる中身ではないかという気がしてならないんですけど、その辺はどういう経過なんでしょうか。 ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。 ◎財務部長(上田和史君) 新型コロナに係る対応につきましては、もう一件、後ほどまた出てまいります8月19日付の専決処分も行っております。 トータルとして、次の対策、市の一手といたしまして、いろいろな対策を講じていたわけですが、その中でも、この7月10日付の専決につきましては、子どもの安全・安心に係る分については早急に手を打ったほうがいいだろうということで、7月10日付で専決処分をさせていただいた。 この7月10日につきましては、国の補正予算とか、県の補正予算の成立を受けて、早急に市としても対応したということで、県の補正予算の成立が7月9日で成立しておりますので、それを受けて、早急に実施に向かっていくというために、7月10日付で専決処分をさせていただいたというものでございます。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。 中谷議員。 ◆5番(中谷省悟君) 修学旅行の添乗業務委託料ということについて、少しお聞きしたいと思うんですが、このコロナ感染症が全国に広がる中で、全国の学校では、修学旅行について、いろいろと今年度の計画について、非常に苦慮、また心配している中でないかと思いますが、高山市において、こういった添乗業務の委託料を出すという、その辺のコロナウイルス感染症対策の中でのことかと思いますが、中身について少しお話しをいただきたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 北村教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(北村泰気君) この添乗につきましては、看護師に修学旅行に同行していただく、そのための費用を計上しているということでございます。 ただ、この7月10日時点と今の状況とでは、かなり新型コロナウイルスの状況も変わってきておりまして、この7月10日の専決処分時点では、まだまだ修学旅行というものが、今よりは実施が難しくはなかったのではないかというような状況でございました。 そうした中で、学校が修学旅行をどうするかということを判断するためには、こうした制度が、看護師に同行していただけるというようなことが明らかになっている状況の中で判断するのと、そうした制度がない中で判断する場合では、その判断する材料が異なってまいりますので、そうしたことを含めて、こういう看護師の同行という制度を設けさせていただいたということでございます。 ○議長(倉田博之君) 中谷議員。
    ◆5番(中谷省悟君) その感染症につきましてはまだまだ非常に大きな心配がある中でのこういった学校の行事の計画かと思いますが、今回の議会に提案されています補正の中で、高山市以外からの当市への修学旅行については、ぜひ来ていただきたいという、そういう助成がのせられております。 宿泊の場合ですと、1校につき60万円、また、日帰りの場合は30万円と、こういうことで、修学旅行について、高山市の考え方が……。 ○議長(倉田博之君) 中谷議員。 この議案とは、別件にならないかと思いますが。 ◆5番(中谷省悟君) 高山市の学校の修学旅行が、今言われた内容で、非常に高山市から域外への修学旅行が懸念されるということで、こういった補正を組まれたことをどうかということなんですが。 子どもたちの思いでは、修学旅行、最後の思い出として、何とかやってほしいという思いもあるのでないかと思いますが、その辺について、こういう補正を組まれた中での状況が変わってきたことについて、教育委員会の方針をもし聞かせていただければ、お願いしたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 北村教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(北村泰気君) 今も校長会等と協議を重ねておりますけれども、現段階での教育委員会の考え方としては、県からの指導といいますか、そういったことも踏まえて、小中学校ともに、1泊2日以内、それから、県外であっても、何かあったときに保護者が迎えにいけるような範囲の中で、それから、宿泊をするような場合は飛騨管内でというようなことで、現在のところは協議をしているというところでございます。 最終的には、この感染状況、それから、保護者の方の同意といいますか、考え方というものもいろいろございますので、そういった御意見も伺いながら、最終的にそれぞれの学校で判断していくというようなことになろうかというふうに、教育委員会としては今のところ考えております。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第15 議第83号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第10号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第15 議第83号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第10号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第83号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第10号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの44ページを御覧ください。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第10号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年8月19日専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 この補正につきましては、新型コロナウイルス感染症に関し、国の緊急事態宣言解除後、経済活動が徐々に再稼働する中において、7月中旬以降、全国的に感染が拡大し、第2波が到来している状況を踏まえ、引き続き安全・安心な市民生活の確保と経済活動の回復の両立を目指して、各種対策に取り組むための経費について専決処分を行ったものであります。 対策の基本的な考え方といたしましては、1つ目に、第2波の到来を踏まえた感染症対策の強化、2つ目に、児童生徒の学校生活等への対応、3つ目として、経済活動や市民生活の回復に向けた取組を掲げ、このうち、子どもの安全・安心と学びの保障を目的とした事業につきましては、7月10日付、第8号の専決補正予算において先行して対応したところであります。 45ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の一般会計の補正予算(第10号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,860万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ597億7,319万2,000円とするものであります。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものであります。 第2条は、繰越明許費で、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することのできる経費は、「第2表 繰越明許費」によるものであります。 46ページから47ページにかけての第1表 歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 また、48ページの第2表 繰越明許費につきましては、事項別明細書と併せて説明をさせていただきます。 50ページを御覧ください。 事項別明細書の歳出であります。 第2款総務費、第1項総務管理費、第16目海外戦略推進費につきましては、海外からの観光客等の動向を踏まえた上で海外戦略を推進するため、高山への来訪を想起させるための情報発信として、多言語サイト内の特設ページの制作やオンライン広告の出向などに要する経費として、第12節委託料に1,700万円を追加するものであります。 第17目総合交通対策費につきましては、経済的影響が大きい公共交通事業者への支援といたしまして、1,500円分のチケットを1,000円で販売するプレミアム付き公共交通利用券事業を実施するため、プレミアム付き公共交通利用券事業補助金に4,000万円を、また、市民が貸切りバスやタクシーを利用して県内を移動する場合や、公共交通事業者がバスやタクシーなどを利用した旅行商品を企画販売する場合に支援をするため、新型コロナウイルス対策公共交通利用促進補助金に2,500万円を追加するものであります。 このうち、プレミアム付き公共交通利用券事業につきましては、路線バスやタクシー、福祉有償運送などで使用できる100円の利用券15枚つづりを1セットとし、その1セット1,500円分を1,000円で販売するもので、プレミアム率は50%となります。 1世帯当たり10セットまで購入可能とし、販売期間は9月15日から12月28日、使用期間を来年3月末までとしております。 なお、使用期間を3月末までとしている関係で、その後の精算を行う必要があることから、48ページを御覧いただきたいと思いますが、第2表 繰越明許費のとおり、経費の一部500万円について、翌年度に繰り越すこととしております。 もう一度、50ページに戻っていただきまして、新型コロナウイルス対策公共交通利用促進補助金につきましては、市民が貸切りバス等を利用した場合に、利用料金の一部を助成するもので、バスは1日1台につき5万円を、タクシーは1日1台につき1万円を上限としております。 また、公共交通事業者が、路線バスや貸切りバス、タクシーを利用する県内旅行を企画し、参加費用の割引や参加者に特典を付与する商品を販売する場合も助成をすることとしており、路線バスで、参加者に特典を付与する場合は1人当たり2,000円を、貸切りバスの場合は1台当たり5万円、タクシーの場合は1台当たり1万円を、それぞれ上限とするものであります。 次に、第3款民生費、第2項児童福祉費につきましては、保育園における感染防止対策として、手洗い場の増設などの施設改修を進めるため、第2目児童保育費において、私立保育園への支援として、私立保育所等感染予防対策事業補助金に850万円を、第3目保育園費において、公立保育園における同様の対策経費として、第14節工事請負費に400万円を、それぞれ追加するものであります。 第2目児童保育費の財源内訳欄、県支出金425万円は、私立保育所等感染予防対策事業費補助金、補助率2分の1であります。 第4款衛生費、第1項保健衛生費、第4目地域医療対策費につきましては、国の第2次補正予算において、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業が創設されたことを受け、休日診療所に勤務する医療従事者等に、1人当たり5万円の慰労金を支給するため、第7節報償費に10万円を、また、同じく国の2次補正予算において、医療機関、薬局等における感染拡大防止等支援事業が創設されたことを受け、休日診療所におけるパーティションや飛沫防止パネルの設置などの感染拡大防止対策に要する経費として、第10節需用費から第17節備品購入費まで200万円を、合計210万円を追加するものであります。 財源内訳欄のその他210万円は、国保連を通じて市に歳入される新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業雑入であります。 51ページを御覧ください。 第6款、第1項商工費、第1目商工振興費につきましては、新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けている伝統的工芸品産業、郷土工芸品産業への支援として、市が商品を購入し、各種大会やイベントにおいて副賞やノベルティーとして活用することで、需要を創造するとともに、その魅力価値を周知するため、1,500万円を追加するものであります。 財源内訳欄の県支出金500万円は、県産品購入促進事業費補助金、補助率4分の3であります。 この県補助金は上限額が500万円となっておりますが、今回、市単独分を上乗せし、事業規模を拡大して実施するものであります。 第2項観光費、第1目観光振興費につきましては、第2波の収束後を見据えた国内観光プロモーションとして、旅行会社等による高山市へのツアー造成や着地型ツアー造成に対して支援するため、観光客誘致推進事業補助金に1,200万円を追加するものであります。 第9款教育費、第4項社会教育費、第6目文化振興費につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、文化芸術イベントの開催の自粛が続き、市民が文化芸術に触れられる機会が減少している状況を踏まえ、感染症対策を講じた上で、多くの市民が文化芸術に触れられる機会を創出するため、文化芸術鑑賞事業等委託料に500万円を追加するものであります。 次に、歳入について説明をさせていただきます。 なお、特定財源につきましては、歳出と併せて説明をさせていただきましたので、一般財源についての説明とさせていただきます。 49ページを御覧ください。 今回の補正により必要となる一般財源は1億1,725万円となりますので、第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金において、同額を繰り入れることとしております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。 谷村議員。 ◆7番(谷村昭次君) それでは、海外戦略推進費の委託料1,700万円について、何点かお伺いをします。 事前に配られた資料等において、海外誘客についての今後の展開ということは一定限理解をするんですが、このホームページ等の委託料で1,700万円というのは、決して安くはないという状態の中で、まず、この1,700万円の政策の発生源は、どういった団体から、どういったお声を聞いて、こういうことになったのか、そこの発生源についてまずお伺いします。 ○議長(倉田博之君) 田中海外戦略部長。 ◎海外戦略部長(田中明君) 海外に対するプロモーションにつきましては、飛騨高山国際誘客協議会というのがございまして、そちらのほうには、民間の施設でありますとか、事業所でありますとか、観光関係の団体がございまして、そちらと御相談させていただいて、意見を聴取する中で、より強い発信力を世界に向かって出すべきではないかという御意見がございまして、それと私どものその方向性が合致したということで、今回の上程とさせていただきました。 ○議長(倉田博之君) 谷村議員。 ◆7番(谷村昭次君) そういった政策の発生源の中で、特設のホームページの制作委託並びにオンラインの広告委託ということは、いずれもこの2つの大きな委託ということなんですけれども、それぞれ相当な金額だと思うんですけれども、その金額に値するような内容かどうかも、ちょっと私どもには見えてこないということの中で、この1,700万円の大きな内訳について教えていただけますか。 ○議長(倉田博之君) 田中海外戦略部長。 ◎海外戦略部長(田中明君) 資料には、ホームページ作成等委託ということがございますけれども、現在私どもが持っております海外向けの多言語のホームページにおいて、例えば現在私どもが行っていますSNSであるとか、ユーチューブであるとか、あるいは今作成中の動画であるとか、そういったものを一括して紹介できるようなページを1つ特設で設けることを考えております。 それに加えて、そこに、私どもが今想定していますのが、実際依頼するかどうかは別として、例えばグーグルであるとか、ヤフーであるとか、そういったところに対して、その検索に合った広告をしっかりと打ち出すことによって、その特設ページに誘導するということを、今私ども想定していますが、台湾、タイ、あと英語圏ということで、3地域に向けて発信するつもりでおりますので、それに係る経費ということで、事前にいろいろなところと聴取した中で、これだけの経費が必要ということで、上程させていただいております。 ○議長(倉田博之君) 谷村議員。 ◆7番(谷村昭次君) その大きな内訳は分かりませんか。1,700万円がどういう内訳になっているのか。 ○議長(倉田博之君) 田中海外戦略部長。 ◎海外戦略部長(田中明君) 予算の積算根拠としましては、ホームページの特設で200万円、あと、SNS、ポータルサイト等での広告に、それぞれ500万円ずつということで、1,500万円ということで、合計額1,700万円ということで、想定しております。 ○議長(倉田博之君) 谷村議員。 ◆7番(谷村昭次君) そうした中で、最後になりますけれども、今、コロナの状況下において、資料にも、実施に当たっては慎重に判断するんだというような米印もある中で、本当に今これをやらなければならないということについて、前段にも、政策の発生源でお聞きはしたんですけれども、そこにおいて、さらに緊急性を要するというようなことについて、そこの判断に至ったということを、もう少しつぶさにお聞きしたいと思うんですが、よろしくお願いします。 ○議長(倉田博之君) 田中海外戦略部長。 ◎海外戦略部長(田中明君) 私どもとしましては、コロナ禍の中で、ほぼ海外からの来訪がないという状況の中であっても、直接的に誘客する、例えばプロモーションとか、そういったものは、今もうできない、海外とのプロモーションのできない状況ですし、仮にしたとしても、実際に来られる状況ではないというのは十分に承知しております。 ただ、その中であっても、高山市にこれまで来ていただいた方、あるいはこれから来ようとしておられる方々に、高山市への来訪を想起、思い起こさせたりとか、あるいは高山市を忘れないでいただきたい、また、目的の1つとして、ずっと抱えておいていただきたいという思いの中で、今、この中であっても、特に今回、御承認をお願いするようなその予算規模でのプロモーションというか、PRは必要であるというふうに考えております。 直接的なプロモーションにつきましては、まだ時間はかかると思いますし、今、海外から来ない中で、もっと国内に力を入れるという、そういった御意見があることも十分承知しておりますけれども、私どもとしましては、コロナが収束する中での海外からの来訪につきましては、かなり段階的な部分はあるにせよ、高山市に戻ってくる中では、やはり海外からの誘客による地域経済への貢献ということにつきましては非常に重要なものであるというふうに考えておりまして、今の時期だからこそ、できることをやるという、その立ち位置でやっておりますので、御理解をお願いいたします。 ○議長(倉田博之君) 次に、岩垣議員。 ◆13番(岩垣和彦君) 幾つか伺います。 まず、観光振興費の1,200万円ということで、観光客誘致推進ということで、着地型の旅行商品の新規造成というようなことにはなると思いますけど、これ、第2波の収束を見据えてというようなお話が先ほどありましたけど、現実に、これらが対象にされているのは、当然、国内、全国一律にやられるのか、県内なのか、近隣なのか、その辺の対象地域を教えてください。 ○議長(倉田博之君) 東野商工観光部長。 ◎商工観光部長(東野敏朗君) 観光客誘致推進協議会の補助金の1,200万円につきましては、観光客が減少している中で、特に秋から冬の誘客を強化したいという思いから、新たな旅行商品を造成して、誘客を図りたいというふうに思っております。 この中には2つございまして、1つは、議員が今言われましたように、都市圏等からの企画旅行を造成して誘客を図るものと、もう一つは、着地型ということで、市内の中で文化や産業に触れてもらうような旅行企画をするというようなことを考えております。 当然、計画、造成については準備等も必要なんですけれども、実施につきましては、感染状況等を留意しながら行っていく必要があるというふうに考えております。 ○議長(倉田博之君) 岩垣議員。 ◆13番(岩垣和彦君) 観光客が激減しているので、早急に来ていただきたいという思いは、当然私どもも同じであります。 ただ、県も第2波の非常事態というようなことを言っております。 飛騨地域では、高山市、飛騨市、白川村では出ていませんけど、現実に、既決予算の中でも、資料のほうにも対応されているということで、先ほど市長の諸般の報告でもありましたけど、県の新型コロナ対策実施店舗ステッカーを表示している店舗が、市内で1,200店舗を超えているということを諸般の報告で説明がありましたけど、これらと一体に、感染予防も市内では取りながら、お客さんに来ていただくということを徹底しないと、観光客の皆さんも、外へ出歩かれて、よその人だからといって、排除される部分が現実あるんですよ。そうなると、高山の心象、非常に悪くなる。 幾ら手を打っても、地元の人だって、感染するのは嫌ですから、当然そういった防衛もされるということは中身としてありますから、そういったところを、今のステッカーの配付もまだまだ進んでいないと思いますが、これらも一緒に合わせて、いつまでに、どの程度の店舗に進められるような考え方はありますか。 ○議長(倉田博之君) 東野商工観光部長。 ◎商工観光部長(東野敏朗君) ツアー造成するに当たっては、観光客の安全性の確保と、また、迎える側の感染防止対策というのは、当然重要な要素であるというふうに思っていまして、そういった観点でしっかり計画を立てるということが前提になってくるというふうに思っています。 県が推進しております、新型コロナ対策実施店舗ステッカーにつきましては、千二百数店舗が今、取り組んでおられます。 随時、関係団体、また商工会とか、そういうところとも連携しながら、強くこのステッカーの意義ですとかを、いつまでにということはございませんけれども、できれば飲食店、特に宿泊施設等については、実施率を上げてもらうような働きかけを強めていきたいというふうに考えております。 ○議長(倉田博之君) 岩垣議員。 ◆13番(岩垣和彦君) いずれにしても、コロナはいつ収束するか全く分かりませんし、ずっと永遠に付き合っていかなければならない部分も当然あるのかと思いますので、その辺は、高山市として主体性を持って、事業者の皆さんにどんどん、そういったステッカーの配付事業も進めていただくように、お願いしておきます。 それと、もう一つ、先ほどの公共交通の利用券ですが、制度として作っていただいたことは、既存利用者にとっては非常にありがたいというふうに思っていますが、いかに利用者を増やしていくか、これはバスも当然ですが、タクシーも非常に落ち込んでいるということで、タクシー事業も非常に逼迫しております、御存じだと思いますけど。 そういったところで、これからどうやってこの利用券を拡散するのか、この辺が非常に肝だと思いますけど、その辺どういったお考えでしょうか。 ○議長(倉田博之君) 西永都市政策部長。 ◎都市政策部長(西永勝己君) 公共交通の利用につきましては、議員おっしゃるような形で、大変厳しい状況が続いております。 今ほどのタクシーもそうでございますし、貸切りバス事業者ですと、私どものほうで確認している中では、7月期でも前年対比でマイナス95%とかということで、ほぼ稼働していないような状況もございます。 一方で、バス、タクシーなどにつきましては、生活の足、あるいは地域の貴重な大切な生活基盤として維持をしていっていただいているという側面もございますので、そういったところを支援したいというのが、今回の趣旨でございます。 利用の促進につきましては、これまでもバス事業者、タクシー事業者、その他、こういった協議会の中でも協議を重ねてまいりまして、まず、1つは、先ほど議員もおっしゃられたように、今の県のステッカーを含め、感染防止をしていますというような周知、あるいはそういった取組を徹底して行い、またそれをPRしてまいるということで、安全・安心に使っていただけるという部分を積極的にアピールしておりますし、これからもしてまいります。 また、利用促進につきましては、それぞれの心配される部分につきまして丁寧に対応する形で、今回のツアー造成ですとか、貸切り利用、あるいはプレミアム利用券の利用というようなところで、様々な利用団体と今協議をしております。 そういった中で、利用団体の要望等も聞きながら、利用促進を図ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(倉田博之君) 岩垣議員。 ◆13番(岩垣和彦君) 当然、各様々な業界と連携が必要だと思いますが、プレミアム付き商品券のような販売の仕方では絶対普及しませんよ。 これは、現場で、この利用券が販売できるような状況も、現場の人間が販売できるような状況も考えないと、一緒に飲食店も含め、病院もそうです。事業者は当然そうですが、そういった幅広い業界と随時連携を取りながら、どうやったら販売促進につながっていくのかということを考えて対応を行っていただきたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) 先ほどから何回か聞いていますけど、なぜこの補正が、議会を招集する時間的余裕がない中身なのかということです。 これは、地方自治法で専決処分できるということでなっていますけど、逐条解説という解説文によると、どういう場合に時間的余裕がないかという判断、例としてあるのは、例えば当該事件が、特に緊急を要し、議会を招集して、その議決を得ている間にその時機を失するような場合、そういう緊急の場合に専決処分してもいいというのが、時間的余裕がないという場合です。 今のを伺うと、そこまでの問題なのかという気がしてならないんですが、もう少しその辺の考え方を説明していただけますか。 ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。 ◎財務部長(上田和史君) 初めに申し上げておきますと、予算につきましては、議会にお諮りをして、議決をいただいて成立をさせていただくというのが大前提であるということは重々認識をしております。 今回のコロナ対策につきましては、特に新型コロナウイルスの情勢というものが日々変化している中において、これの対応というものは適時、適切に行っていくことが重要であろうという考えの下で行っております。 今回の補正につきましては、いろいろな関係団体に、現在困っていらっしゃることですとか、そういったことをいろいろな関係部署がヒアリングをし、それに対応する対策をまとめていって、まとまったのがこの日になったということでございます。 確かに議会を招集してということも方法としてはあるんですが、どうしても日数的に遅れてしまうということもございますので、このコロナ対策については、一刻も早く予算立てをして、すぐにその行動に移したほうがいいだろうという判断の下、専決処分させていただいたものでございます。 ○議長(倉田博之君) 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) 議会を開けば、議員24人から市民の声も聞けるわけでしょう。 いろいろな声を聞いて、市民の要望に応えていくというのが、筋からいけば、その時間がもったいないみたいな考え方というのはいかがなものかという気がします。 そもそも議会の招集というのは、原則は確かに市の場合は、開会日7日前までに招集の告示をしなさいと決まっていますけれども、必ずしもこの告示期間を置くことを要しない。もっと短くていいということになっています。いかなる場合においても、常に少なくとも全ての議員が開会までに参集し得る時間的余裕を置いて告示しなければならないものである。そうした時間的余裕を置いたのでは、時機を失することが明らかであると認められるときに専決処分してもいいということになっている。 そうすると、市として、全ての議員が開会までに参集し得る時間的余裕というのは、どのぐらいだという判断を持っているのですか。 客観的に24人が集まるのには、このぐらいの時間が必要だという、ある程度の見解があるはずではないですか。それと、時間的余裕がどのぐらいあるかとの、そこで判断するわけでしょう。 その時々に、その24人を集める時間が、このときはこのぐらい必要だとかという、そんないいかげんな判断ではないんですよ。これは、客観的にその時間は必ず必要だという、ある程度の客観性がなければ認められないというのが原則なんですよ。 原則として、市としては、24人集めるのにどのぐらい時間が必要だと考えているんですか。 ○議長(倉田博之君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水孝司君) ただいま議員もおっしゃったように、原則的には7日間というような目安がございます。 その7日間が、基本的には全員の皆さんの出席の調整を行って、議会が開かれるための期間というふうに捉えているところでございます。 ○議長(倉田博之君) 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) 私が聞いているのは、それは7日は原則ですよ。緊急の場合は7日置かなくてもいいんですよ。 だけれども、全員が集まれる最小限の時間は必要だという考え方なんですけど、そこのある程度の客観的な考え方を持っていて、必要な今の専決処分するかしないかを判断する対象の中身との関係で決まるわけでしょう、専決処分をするかどうか。その辺は、最低でもどのぐらい必要だというある程度の考えを持っていて、それと勘案すると、時間がないなということになるわけでしょう。 その辺というのはどういうふうに考えを持っているのか、そこを聞いているんです。 ○議長(倉田博之君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水孝司君) 一般的には7日間ということでございますが、その7日を切って、どれだけが必要なのかという場合につきましては、その時と場合によるというふうに考えております。 ○議長(倉田博之君) 牛丸議員。 ◆24番(牛丸尋幸君) だから、今回の場合はどういうふうなんですか、時と場合によるのなら。 ○議長(倉田博之君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水孝司君) 今回の場合につきましては、先ほども財務部長が申し上げましたとおり、早急に専決を行って、事業を実施する必要があるというふうに考えましたので、専決処分を行わせていただいたものでございます。 ○議長(倉田博之君) 牛丸議員。 牛丸議員、5回目です。 ◆24番(牛丸尋幸君) だから、招集するのにどのぐらいかかるということと、その時間を待っていると、何で時機を失するのか。それが遅れることによって、どんな問題が起きるとかと、その辺も明らかにしないと、安易に専決処分されたら困るんです。これは、議会軽視ですよ。 それで、本当にコロナ対策が市民の立場に立ったものができるのかという問題がある。議員だって、たくさん市民の皆さんの声、聞いていますよ。そういうものも反映して補正を組むというような形にしないと、それは本当に市民の立場に立ったコロナ対策なのかと非常に疑問を感じますけれども、その辺がなぜ配慮されないのかというのは問題じゃないですか。 ○議長(倉田博之君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水孝司君) 議会を開いて、議会の中で御審議をいただくということが十分大切なことであるということは、我々も存じているところでございますし、そのように対応してきたというふうに考えております。 ただし、今回のこのコロナウイルス感染症の対応については、先ほども説明をさせていただきましたけれども、例えば90%以上、ほとんど収入がないというような状況に追い込まれている交通事業者の皆さんの手当てというのは、一日も早い対応がぜひとも必要であるというようなことでございますし、そのほかの保育園の施設の関係ですとか、地域医療に関係するような対応につきましても、それぞれ1日も猶予を置けないというようなことでございましたので、専決で対応させていただいたということでございます。 ○議長(倉田博之君) 中田議員。 ◆21番(中田清介君) 専決処分の在り方というものが問われている。その1つの質疑であるというふうに感じております。 専決日が8月19日、先ほどの海外戦略部長の説明によると、すぐには対応できないんだと。では、なぜ9月議会がここに定まっているのに、19日の専決で、あのような内容をあなた方が決定していかなければならないか、私は疑問に思っています。谷村議員が質疑でかけられた一つ一つの内容、なぜ議会を開くまで待てないのか。 細かな内容が明らかにされない中で、予算だけを専決で決めていく、そういうこともあるのではないかと。それは、あなた方の範囲の決定の内容を、今回のコロナ対策という内容に鑑みて、きちんと精査したかということ。 上田部長も、先ほど専決処分の内容の説明として言われた。本当にそうですか。 私は海外戦略部の事業内容が悪いと言っているんではないんです。なぜ19日に専決しなければならなかったのか。 これは、9月議会で、産業建設委員会の中で十分議論はできる問題。内容からいわれれば、台湾、タイ、それから、友好国、もっと来ていただけるように内容を高めていくんだ。 それはあって当然。ただし、19日の専決で、なぜやらなければならなかったの。 清水部長、そうではないですか。その辺の見解を伺います。 ○議長(倉田博之君) 西倉副市長。 ◎副市長(西倉良介君) お話のとおり、事業の中には、幾つかは9月議会で審議すればいいのではないかというようなものもあろうかなというふうに思っております。 ただ、先ほど来お話をしておりますように、このコロナに対しての影響のその分野というのは、最初は観光業者ですとか、商店街の飲食店とかというような部分から、どんどんやはり広がりを持っています。そのときそのとき必要な対応をさせてもらったわけなんですが、現在、8月の段階で、まだまだ手が足りていない部分をきちんとやはり対応していく必要があるという判断をさせてもらいました。 その中で、基本的には市として、この事業は今やって、この事業はまだいいというようなふうではなくて、市の姿勢として、この分野をきちんと対応するには、これもこれもこれもと、やはりトータルとしてやっていくべきではないかという流れを取らせていただいたものでございます。 そういう意味で、今回の8月の下旬、要するにお盆明けについては、まだまだ観光客誘致に向けて、現在取り組むべきことを洗い出しして、それについては一刻も早く手を打つべきだろうという判断で、まとめて予算専決をさせてもらったものでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 中田議員。 ◆21番(中田清介君) それだからこそ、9月議会の意義がある。我々はこれから各委員会、一般質問等、手段を講じて、コロナ後の世界をどうするべきか、コロナの影響をどうやって薄めていくか、経済対策、産業対策、それを議論するつもりでいる。 ただし、今のような内容で、8月19日の専決処分を本当にしなければならなかったのか。その辺のところを、あなたたちの頭の中での組立てを、何でもコロナだからと一気呵成にやっていいのかということを、少し反省していただきたいというふうな思いで、今発言しております。 悪いと言っているのではないんです。8月19日の内容でも、関連団体からの聞き取りによって、ここは必要であるという内容はいっぱいあります。手を替え品を替え、現場へ金を回してもらうことは、今回必要だから、ほとんどは認めます。 ただし、先ほどのような内容まで、そこに一緒くたにしてしまう必要ない。その辺のところをあなたたちの頭の中でもよく精査をしていただきたい。そういうふうに要望して、終わります。 ○議長(倉田博之君) 答弁はよろしいですか。 他にございませんか。 本件に関しまして、議員間討論の必要性を皆さんにお諮りしたいと思いますが、いかがでしょうか。 そこまでの必要はないというふうに判断させていただいて、よろしいですか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) それでは、御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ================ △日程第16 議第84号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分について ○議長(倉田博之君) 日程第16 議第84号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の報告を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第84号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分について御説明申し上げます。 議案つづりの52ページを御覧ください。 令和2年度高山市の国民健康保険事業特別会計の補正予算(第3号)を別紙とすることにつきまして、特に緊急を要し議会を招集して議決を経る時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年8月19日専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 今回の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る国の第2次補正予算において、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業及び医療機関、薬局等における感染拡大防止等支援事業が創設されたことを受け、国保診療所に勤務する医療従事者等への慰労金の支給及び感染拡大防止のための施設改修などに要する経費について専決処分を行ったものであります。 53ページを御覧ください。 本文であります。 令和2年度高山市の国民健康保険事業特別会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,390万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億4,940万円とするものであります。 第2項は、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 直営診療施設勘定歳入歳出予算補正」によるものであります。 54ページの第1表 直営診療施設勘定歳入歳出予算補正につきましては、読み上げを省略させていただきます。 56ページを御覧ください。 事項別明細書の歳出であります。 第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費につきましては、3,390万円を追加するもので、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業として、国保診療所に勤務する医療従事者等に、1人当たり5万円の慰労金を支給するため、第7節報償費に190万円を、また、医療機関、薬局等における感染拡大防止等支援事業として、国保診療所において、発熱患者との動線を分けるための出入口の改修や誘導看板の設置など、感染拡大防止対策に要する経費として、第10節需用費から第17節備品購入費まで3,200万円を追加するものであります。 続きまして、歳入について説明をさせていただきます。 55ページを御覧ください。 新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業、それから、医療機関、薬局等における感染拡大防止等支援事業、こちらともに国の第2次補正予算において措置された事業でありまして、基本的には10分の10の財源が措置されるものでありますが、感染拡大防止に係る施設改修については、1施設当たり100万円という補助上限額を超えて対策を徹底するため、不足分については、前年度からの繰越金を充てることとしております。 また、補助金については、国保連を経由して収入されるため、諸収入での予算計上となります。 以上を踏まえまして、下段の第7款諸収入、第2項、第1目雑入に新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業雑入1,790万円を計上した上で、不足する1,600万円については、上段の第6款、第1項、第1目繰越金に同額を計上しているところであります。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 報告は終わりました。 ただいま報告のありました本案について御質疑はありませんか。 西本議員。 ◆3番(西本泰輝君) 新型コロナで、医療従事者の方々、それから、医療行政も大変でございますけれども、インフルエンザが流行する前に、コロナへの対応がしっかり取れるように、ぜひお願いしたいというふうに思っています。 そこで、幾つか伺いたいと思います。 まず、55ページ、歳入の諸収入の補正額1,790万円の積算についてでございます。 ただいまの説明ですと、国の2次補正予算により措置されるものということで、1施設、100万円上限ということでございました。 高山市内には久々野、朝日、高根、清見、荘川、栃尾と6つの地域に診療所があり、単純にこの数だと600万円になりますが、医療、歯科の別とか、出張診療所もありますので、それぞれ補正対象になってくるのか、諸収入、雑入積算の根拠はどうなっているのか、伺います。 ○議長(倉田博之君) 橋本市民保健部長。 ◎市民保健部長(橋本宏君) 今回の補助の対象となります高山市における医療機関につきましては、国保診療所と出張診療所、それから、先ほど一般会計の中でも、休日診療所も医科、歯科を含めてあります。 ですので、今の国保の特別会計の中では、医科の診療所が6つ、歯科の診療所が5つ、そして、出張診療所が5つということで、合計16か所で1,600万円ということと、慰労金の部分の190万円の合計の1,790万円ということでございます。 ○議長(倉田博之君) 西本議員。 ◆3番(西本泰輝君) そうすると、確認ですけれども、出張診療所につきましても、コロナ対応ができるよう体制を整えるということで、よろしいですか。 ○議長(倉田博之君) 橋本市民保健部長。 ◎市民保健部長(橋本宏君) 発熱患者の動線を分けるということについては、清見、荘川、久々野、朝日、高根、栃尾の6つの診療所について、工事を行うということを考えております。 出張診療所につきましては、消耗品や備品等において、発熱患者がお見えになった場合、適切な対応ができるような形で、防護服等を準備するなど、そういった形で対応を考えているところでございます。 ○議長(倉田博之君) 西本議員。 ◆3番(西本泰輝君) 次に、56ページ、歳出についてです。 発熱患者との動線を分けるなどの感染拡大防止対策の経費ということで、合わせて3,200万円が計上されております。 感染者対策で設ける診察室はどのようになるのか。施設整備の内容とか、医療機器等の整備の内容について伺います。 ○議長(倉田博之君) 橋本市民保健部長。 ◎市民保健部長(橋本宏君) 動線を分けます診療所につきましては、入り口が2か所あるところ、または1か所しかないところ、それぞれ診療所によって違いますので、どういった工事ができるのかということを確認しながら、まず出入口を分けて、そして、別々のところから診察に入るというふうにしたいと考えております。 診察する場所についても、パーティションや間仕切り等で、発熱患者の方については別で診るという形を取ることを考えております。 ただ、待合室については、そこまでのスペースを現状の施設の中で確保することはできませんので、発熱者については、時間帯を分けるなり、車で待ってもらうなりというような対応をしながら、対応するということを現在考えておりまして、そのような形で、それぞれの診療所に合った動線を分ける対応を進めようとしているところでございます。 ○議長(倉田博之君) 西本議員。 ◆3番(西本泰輝君) よろしくお願いします。 次に、先日の新聞報道によりますと、政府は、新型コロナとインフルエンザが同時流行した場合、検査、診療体制では、インフルエンザ治療を担ってきた地域の診療所が、どちらの検査も行える仕組みづくりを急ぐとされておりますけれども、市の国保診療所としては、現時点で、コロナと……。 ○議長(倉田博之君) 西本議員。 今回の議案のことにつながってまいりますか。 ◆3番(西本泰輝君) 十分関係すると思います。 ○議長(倉田博之君) 関係だけではなくして、この補正予算を承認するのかどうかという点に結びついていくわけですか。 ◆3番(西本泰輝君) 結びつくと思います。 もう一つだけ質問させてください。 ○議長(倉田博之君) 続けてください。 ◆3番(西本泰輝君) 現時点でコロナとインフルエンザの対応策、今も施設の整備とかありましたが、その辺について、市としてどう考えているか、伺います。 ○議長(倉田博之君) 橋本市民保健部長。 ◎市民保健部長(橋本宏君) 発熱者を分けるという整備が、どう対応できるのかという視点でお答えをいたしますと、現在、国のほうで、どういうふうにコロナとインフルエンザを一緒に診るのかということは示されておりませんので、国保診療所の6つの診療所における動線を分けるという整備が、国がこれから示してくるものに対応できるか、今の時点では分からないというところでございますが、もし、今回の補正予算において整備をした内容で対応できるということでございましたら、できるだけ対応できるように進めていかなければならないものかなというふうに思っているところでございます。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。  ――――――――――――――――
    ○議長(倉田博之君) 休憩します。     午前11時59分休憩  ――――――――◯――――――――     午後1時00分再開 ○議長(倉田博之君) 休憩を解いて会議を続行します。  ================ △日程第17 認第1号 平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算についてから 日程第27 認第11号 平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算についてまで ○議長(倉田博之君) 日程第17 認第1号 平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算についてから日程第27 認第11号 平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算についてまでの11件を一括議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 國島市長。   〔市長國島芳明君登壇〕 ◎市長(國島芳明君) 認第1号 平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算についてから認第10号 平成31年度高山市水道事業会計利益処分及び決算についてまでの認定案件10件につきましては、地方自治法第233条第2項及び第3項並びに地方公営企業法第30条第2項及び第4項の定めによりまして、監査委員に御審査をいただき、その意見を付して提出をいたしておりますので、それぞれ認定くださいますようにお願い申し上げるものであります。 それでは、決算の概要について御説明を申し上げます。 なお、金額については端数処理をいたしておりますので、御了承をお願いいたします。 平成31年度は、高山市第八次総合計画の中間見直しの年に当たり、人、自然、文化がおりなす活力と優しさのあるまち飛騨高山の実現に向けた取組と、本市が持つ多様な地域資源や地域特性を生かし、各地域が主体となり、自立したまちを形成できるよう、様々な事業に着実に取り組んできたところであります。 それでは、認第1号 平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 歳入決算額は499億6,204万6,000円、歳出決算額は478億2,663万2,000円で、歳入歳出差引残高は21億3,541万4,000円であり、このうち継続費逓次繰越し、繰越明許費及び事故繰越として翌年度に繰り越すべき財源が10億1,916万7,000円となるため、実質収支は11億1,624万7,000円であります。 なお、地方自治法第233条の2の規定によりまして、6億円を財政調整基金に繰り入れているため、純繰越額は5億1,624万7,000円であります。 前年度と比較いたしますと、歳入決算額が34億8,572万9,000円、7.5%の増加、歳出決算額が37億8,502万2,000円、8.6%の増加となりました。 歳入のうち、市税につきましては136億1,288万7,000円の収入で、前年度と比較いたしますと9,581万円、0.7%の増加となりました。調定額に対する収入率は、前年度より0.5ポイント増加して94.1%でございました。 また、地方交付税は、合計128億883万4,000円で、内訳は、普通交付税が112億377万9,000円、特別交付税が16億105万5,000円であります。 前年度と比較いたしますと、普通交付税が5,824万8,000円、0.5%の増加、特別交付税が1億9,074万5,000円、10.6%の減少であります。 歳出につきましては、最小の経費で最大の効果が上がるよう効率的な執行に努めたところでございまして、主な事業の内容につきましては、今お配りいたしております平成31年度高山市歳入歳出決算主要施策実績報告書を御参照くださいますようお願い申し上げます。 以上が平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算の概要でございます。 次に、認第2号 平成31年度高山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてから認第9号 平成31年度高山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算についてまでの8会計について一括して御説明申し上げます。 8会計の歳入決算額は246億9,278万円、歳出決算額は238億5,363万7,000円であります。歳入歳出差引額は8億3,914万3,000円で、それぞれ令和2年度へ繰り越しました。実質収支額は8億3,248万5,000円で、8会計とも黒字となりました。 前年度と比較いたしますと、歳入決算額は10億2,546万3,000円、4.0%の減少となりまして、歳出決算額は12億3,180万円、4.9%の減少となっております。 次に、認第10号 平成31年度高山市水道事業会計利益処分及び決算について申し上げさせていただきます。 利益の処分につきましては、未処分利益剰余金4億4,271万9,000円のうち、減債積立金へ2億2,674万9,000円を積み立てまして、資本金へ2億1,597万円を組み入れるものでございます。 平成31年度の業務量は、年度末の給水件数が3万3,613件で、前年度に比べまして121件の増、年間有収水量は、前年度に比べまして16万立方メートル減少し、1,022万7,000立方メートルとなりました。 損益勘定につきましては、消費税抜きの数値ではございますけれども、営業収益が前年度比で1.6%減の16億6,289万8,000円、営業外収益は1%増の3億5,485万7,000円、特別利益が109万2,000円となったところでございます。 一方、事業費用は、営業費用が前年度に比べて3.5%増の16億7,036万8,000円、営業外費用は前年度に比べまして7.8%減の1億2,063万9,000円、特別損失が109万2,000円となったところでございます。 この結果、純利益は、前年度に比べますと23.9%減の2億2,674万8,000円となりました。 また、資本勘定につきましては、資本的収入が、前年度に比べまして6.1%増の4億7,846万1,000円、資本的支出は、前年度に比べますと1.9%減の15億7,650万4,000円となりました。収入支出の差引で10億9,804万2,000円の不足を生じましたが、その措置といたしましては、当年度分損益勘定留保資金等の財源をもって補填をさせていただきました。 次に、認第11号 平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算について申し上げます。 この案件につきましては、令和2年3月31日の飛騨農業共済事務組合解散に伴いまして、高山市が事務を継承し、地方公営企業法第30条第2項及び第4項の定めによりまして、監査委員に審査をいただき、その意見を付して提出をいたしておりますので、認定くださいますようお願いを申し上げるものでございます。 平成31年度の農業共済事業は、飛騨地域3市1村において、延べ5,212戸の農家から1億2,492万4,000円の共済掛金をいただきまして、2億5,486万2,000円の共済金を支払いました。 収支につきましては、収益が前年度に比べますと6%の減、7億4,815万2,000円、費用が6.5%減の7億4,412万9,000円となりました。 この結果、純利益は402万3,000円となったところでございます。 なお、この事務組合解散後、事務組合が行っておりました農業共済事業は、県下全域を対象として、令和2年4月1日に発足いたしました岐阜県農業共済組合に譲渡されまして、財産も全て同組合に帰属しているところでございます。 以上、決算認定案件11件の概要説明を終わらせていただきます。認定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま議題となっております認第1号から認第11号までの11件について、監査委員から発言の申出がありますので、これを許可します。 笠原代表監査委員。   〔監査委員笠原旦彦君登壇〕 ◎監査委員(笠原旦彦君) 発言のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております平成31年度高山市一般会計及び特別会計歳入歳出決算等につきまして、審査の結果を御報告いたします。 監査委員の審査に付されました議題の認第1号平成31年度高山市一般会計歳入歳出決算について、及び認第2号から認第9号までの平成31年度高山市特別会計歳入歳出決算についてにつきましては、去る7月1日から8月13日まで、詳細かつ慎重に審査をいたしました。 結果は、いずれも関係法令の示すところに従って作成されており、その計数は正確かつ適正であることを確認いたしました。 なお、審査を通じて留意を要する点として、1つ、サテライトオフィス開設に対する支援について、1つ、土地開発基金の適正な運用と財産管理について、1つ、有価証券の財産に関する調書への記載等について、1つ、債権管理における適正な事務処理についての4項目について意見を付させていただいております。 細部につきましては、皆様のお手元に配付されております平成31年度高山市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況等審査意見書のとおりでありますので、御覧をいただきたいと思います。 また、審査に付された平成31年度健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されており、いずれの数値も国が示す基準内であること、また、資金不足額はないことを確認いたしました。 続きまして、平成31年度高山市公営企業会計の決算につきまして、審査の結果を御報告いたします。 審査に付されました議題の認第10号 平成31年度高山市水道事業会計利益の処分及び決算についてにつきましては、去る5月29日から7月8日まで、詳細かつ慎重に審査をいたしました。 結果は、いずれも関係法令の示すところに従って作成されており、その計数は正確かつ適正であることを認めました。 なお、審査を通じて留意を要する点として、1つ、営業利益の確保と有収率の向上について、1つ、適切な債権管理と不納欠損について、1つ、丹生川ダム管理費負担金等についての3項目について意見を付させていただいております。 細部につきましては、皆様のお手元に配付されております平成31年度高山市公営企業会計決算審査意見書のとおりでありますので、御覧をいただきたいと思います。 また、審査に付された公営企業会計決算に係る資金不足比率については、その算定の基礎となる事項を記載した書類は適正に作成されており、資金不足が生じていないことを確認いたしました。 続きまして、平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算につきまして、審査の結果を御報告いたします。 審査に付されました議題の認第11号 平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算についてにつきましては、去る7月1日から8月13日まで、詳細かつ慎重に審査をいたしました。 結果は、いずれも関係法令の示すところに従って作成されており、その計数は正確かつ適正であることを認めました。 細部につきましては、皆様のお手元に配付されております平成31年度飛騨農業共済事務組合農業共済事業会計決算審査意見書のとおりでありますので、御覧をいただきたいと思います。 以上で監査委員の審査結果の報告といたします。 ○議長(倉田博之君) 以上をもちまして、監査委員の発言を終わります。 ただいま説明のありました認第1号から認第11号までの11件について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております認第1号から認第11号までの11件については、全員をもって構成する予算決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、認第1号から認第11号までの11件については、予算決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 休憩します。     午後1時14分休憩  ――――――――◯――――――――     午後1時15分再開 ○議長(倉田博之君) 休憩を解いて会議を続行します。  ================ △日程第28 議第90号 高山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について ○議長(倉田博之君) 日程第28 議第90号 高山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 荒城福祉部長。   〔福祉部長荒城民男君登壇〕 ◎福祉部長(荒城民男君) ただいま議題となりました議第90号 高山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 議案つづりの93ページを御覧ください。 提案の理由は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等の改正に伴い、改正しようとするものでございます。 今回の改正に至る背景について御説明いたします。 質の高い居宅介護支援の推進を目的として、国において、平成30年1月に、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等の改正がなされ、指定居宅介護支援事業所の管理者については、主任介護支援専門員の資格を有することが要件となり、その経過措置期間として令和3年3月31日までとされまして、市におきましても、同様の内容で条例を制定させていただいております。 しかしながら、主任介護支援専門員の資格取得には、実務経験が5年以上必要なことや、研修期間も長いなどの理由で、まだ全国的に普及が進んでいないことから、国では、今年6月の改正において、経過措置期間が終了する令和3年3月31日時点で、主任でない介護支援専門員が管理者である場合について、その介護支援専門員の方が引き続き管理者である場合に限り、令和9年3月31日までは、引き続き管理者とすることができるようにするとともに、主任介護支援専門員の確保が著しく困難であるなど、やむを得ない理由がある場合については、主任でない介護支援専門員を管理者にすることができるよう規定されましたので、市においても、同様の改正をさせていただくものでございます。 市の現状としましては、居宅介護支援事業所35事業所のうち、主任介護支援専門員がいらっしゃらない事業所は9事業所あり、主任の資格取得に向けて取り組んでいただいているところでございます。 以上で議第90号についての説明を終わります。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案につきましては、福祉文教委員会に付託しますので、御審査願います。  ================ △日程第29 議第91号 財産の取得について(AED屋外収納箱) ○議長(倉田博之君) 日程第29 議第91号 財産の取得について(AED屋外収納箱)を議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 松山消防長。   〔消防長松山孝生君登壇〕 ◎消防長(松山孝生君) それでは、ただいま議題となりました議第91号 財産の取得について御説明申し上げます。 議案つづりの96ページを御覧ください。 財産の取得について、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議決を求めるものでございます。 今回取得する財産の概要としては、AEDを屋外に設置するための収納箱で、緊急時の備えとして、いつでも、誰でも、AEDを使用できる環境を整えるため、平成30年から令和2年度までの3か年計画で実施しておりますAEDの屋外設置のうち、今年度、公民館等施設に新規設置するAED80台分の屋外収納箱を取得するものでございます。 取得の金額は2,383万400円。 取得の相手方は、高山市昭和町3丁目178番地、丸新消防株式会社、代表取締役谷口欣也でございます。 議第91号財産の取得につきましては、以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案につきましては、総務環境委員会に付託しますので、御審査願います。  ================ △日程第30 議第92号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第11号) ○議長(倉田博之君) 日程第30 議第92号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第11号)を議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第92号 令和2年度高山市一般会計補正予算(第11号)について御説明申し上げます。 別冊の補正予算書を御覧ください。 今回の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ63億236万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ660億7,555万8,000円とするものであります。 補正の主な内容といたしましては、令和2年7月豪雨災害に係る災害復旧費等のほか、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う指定管理料の増額、老人福祉施設の防災改修等に対する助成、GIGAスクール構想に基づく児童生徒の1人1台タブレット端末整備の前倒し実施などであります。 歳入につきましては、事業実施に伴う分担金、国庫支出金、県支出金、市債等を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や、災害見舞金を始めとした各種寄附金等について財源振替を行うこととしており、結果として、財政調整基金からの繰入金を減額することとしております。 また、必要な予算措置として、地方債の補正も併せて行うこととしております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案につきましては、予算決算特別委員会に付託の上、審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、予算決算特別委員会に付託の上、審査することに決しました。  ================ △日程第31 議第93号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(倉田博之君) 日程第31 議第93号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第93号 令和2年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 別冊の補正予算書を御覧ください。 今回の補正につきましては、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,839万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ89億8,039万7,000円とするものであります。 補正の内容といたしましては、平成31年度分の保険給付費等交付金等の精算に伴う返還金であります。 歳入につきましては、前年度繰越金を計上いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案につきましては、予算決算特別委員会に付託の上、審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、予算決算特別委員会に付託の上、審査することに決しました。  ================ △日程第32 議第94号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(倉田博之君) 日程第32 議第94号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 上田財務部長。   〔財務部長上田和史君登壇〕 ◎財務部長(上田和史君) ただいま議題となりました議第94号 令和2年度高山市下水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 別冊の補正予算書を御覧ください。 今回の補正につきましては、令和2年度から地方公営企業法の適用となった本会計におきまして、公営企業会計開始時の固定資産額等が確定したことに伴う減価償却費の増額のほか、国庫補助金が確保できる見通しとなったことによるマンホール蓋更新工事等の前倒し実施、本年5月に発生いたしました下水道センターにおける重油漏えい事故の復旧工事費の増額などで、収益的支出の予定額に2億7,605万円を、資本的支出の予定額に2,070万円を、それぞれ追加するものであります。 また、必要な予算措置として、企業債の補正も行うことといたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案につきましては、予算決算特別委員会に付託の上、審査を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、予算決算特別委員会に付託の上、審査することに決しました。  ================ △日程第33 発議第2号 特別委員会の設置について ○議長(倉田博之君) 日程第33 発議第2号 特別委員会の設置についてを議題とします。 提出者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (発議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) 水門議員。   〔19番水門義昭君登壇〕 ◆19番(水門義昭君) ただいま議題となりました発議第2号 特別委員会の設置について、提案説明をさせていただきます。 それでは、議案を御覧ください。 案文を朗読し、提案説明といたします。 高山市議会に議員定数及び報酬に関する特別委員会を設置する。 提出者は、高山市議会議員、水門義昭、賛成者は、高山市議会議員、牛丸尋幸議員、車戸明良議員、岩垣和彦議員、渡辺甚一議員、山腰恵一議員、中谷省悟議員の各議員であります。 裏面を御覧ください。 1、特別委員会の名称、議員定数及び報酬に関する特別委員会。 2、委員、議員全員。 3、委員会の任務、議員定数及び報酬に関する調査研究を行う。 4、常任委員会等との調整、常任委員会等の所管事務については連絡調整する。 5、委員会の継続期間、委員会の任務が完了するまで存続する。 以上で説明を終わらせていただきます。議員各位の御賛同を得て、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(倉田博之君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。  ================ △日程第34 請願第1号 日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願 ○議長(倉田博之君) 日程第34 請願第1号 日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願を議題とします。  ――――――――――――――――   (請願文書は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) ただいま議題となりました本件につきましては、お手元に配付しております請願文書表のとおりであります。 紹介議員の上嶋議員より、補足説明の通告がありますので、これより補足説明を行います。 通告により発言を許可します。 上嶋議員。   〔17番上嶋希代子君登壇〕 ◆17番(上嶋希代子君) ただいま議題になっております日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願の説明させていただきます。 請願について、紹介議員を代表いたしまして、補足説明をさせていただきます。 請願者は、高山市江名子町2600の31、新日本婦人の会高山支部の河合信子さんであります。 紹介議員は、牛丸尋幸議員と私、上嶋希代子です。 請願の趣旨は、高山市議会として、下記の内容の意見書を日本政府に提出することであります。 意見書案として、日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求めるというものです。 別紙のように添付されておりますので、よろしくお願いいたします。 今年は、広島、長崎の日本に2つの原子爆弾が投下され、数十万人もの犠牲者を出して、75年になります。 いまだ被害者の方々の痛みは消えることがありません。 請願の趣旨にもありますように、昨年は、ローマ教皇が広島、長崎を訪れ、戦争目的の原子力使用は、犯罪以外の何ものでもありません。核兵器の保有は、それ自体が倫理に反しますと、核兵器の使用も保有も否定をされ、世界中から賛同の声が上がりました。 全国では、高校生平和大使、高校生1万人署名実行委員会の代表は、核兵器廃絶に取り組んでいます。取組を始めて23年目を迎えているそうです。若い人たちの活動も注目されているところです。 2017年3月24日に、高山市では、平和都市宣言を行い、核兵器の脅威にさらされている現実がある。世界中の人々が安心して平和に暮らせる日が必ず来ることを願い、行動しますと宣言をしています。 これを受けて、議会では、2018年6月の核兵器禁止条約の実現に向けた取組に関する意見書を全会一致で採択をしているところであります。 核兵器廃絶については、世界中から一日も早くなくすことが望まれています。唯一被爆国の日本が核兵器禁止条約に署名することを、世界中が注目をしています。 世界中が、経験をしたことがない、今、コロナ禍にいます。そんな中でも、核兵器廃絶の活動は大きく広がっています。一日も早い核兵器廃絶を実現するため、日本政府は速やかに核兵器禁止条約に署名し、批准することを求める意見書に、全議員の皆様の方々の御賛同をいただきますことをお願いいたしまして、紹介議員としての補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(倉田博之君) 補足説明は終わりました。 ただいま補足説明のありました本件について、紹介議員に対して御質疑はありませんか。 小井戸議員。 ◆22番(小井戸真人君) ただいまの請願につきまして、紹介議員の上嶋議員より補足説明がありましたが、何点か確認させていただきたいと思います。 請願の趣旨にもありますけれども、今回請願をされました新日本婦人の会につきましては、この平和のつどい・原爆パネル展を毎年開催されているということでありまして、そういった活動については、敬意を表したいというふうに思います。 ただ、平和に関する取組でありますとか、また、反核であるとか、そういった取組をしている団体、または活動している団体は他にもあると思いますけれども、そういった他の団体の活動に対する認識というのはどういったものをお持ちなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 上嶋議員。 ◆17番(上嶋希代子君) いろいろな形でやられていると思いますけど、私たち、今、認識してここに上げさせてもらったのは、新日本婦人の会の提出者の方たちが参加を具体的にされていますので、上げさせていただきまして、他の団体でも活動をされていることについては認めていますので、ぜひ全国の皆さんと共有していきたいというふうに考えております。 ○議長(倉田博之君) 小井戸議員。 ◆22番(小井戸真人君) 今回の件につきましては、請願という形で提出された。 団体の意向ということであれば、陳情という選択肢もあったかなというふうに思いますけれども、この請願ということであれば、当然、採択に向けての取組ということは重要であるというふうに思いますし、採択を得るためのそういった配慮ということも必要だということを思いますので、その辺りの考えについて確認させていただきたいと思います。 ○議長(倉田博之君) 上嶋議員。 ◆17番(上嶋希代子君) 改めて請願という形にさせていただいたのは、今、核兵器廃絶については、もう期限が来ているという、もう本当ぎりぎりのところまで来ているという世界の認識もあります。 私たちは、刻一刻と迫る、核兵器廃絶の願いを皆さんにぜひ共有していただいて、ぜひここで皆さんと一致をしていきたいということについて重きをもして、請願といたしました。 ○議長(倉田博之君) 他にございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(倉田博之君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま議題となっております本件につきましては、福祉文教委員会に付託しますので、御審査願います。  ================ △日程第35 陳情第10号 新型コロナ対策に関する市民のくらし、地元自営業者の営業を守る緊急要望についてから 日程第39 陳情第14号 コロナ社会での必要な医療提供を継続するための地域医療機関等への機能継続交付金の創設について ○議長(倉田博之君) 日程第35 陳情第10号 新型コロナ対策に関する市民のくらし、地元自営業者の営業を守る緊急要望についてから日程第39 陳情第14号 コロナ社会での必要な医療提供を継続するための地域医療機関等への機能継続交付金の創設についてまでの5件を一括議題とします。  ――――――――――――――――   (陳情文書は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(倉田博之君) ただいま議題となりました陳情5件につきましては、お手元に配付しております陳情文書表のとおりであります。 これを議長において受理したことを報告します。 なお、陳情原本につきましては、事務局において保管しておりますので、随時御覧願いたいと思います。 以上で陳情第10号から陳情第14号の陳情5件を終わります。  ================ △閉議・散会 ○議長(倉田博之君) 以上をもちまして、本日の議事日程が全て終了しましたので、本日の会議を閉じ、散会します。     午後1時40分散会  ==================================== 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         高山市議会 議長 倉田博之               議員 榎 隆司               議員 岩垣和彦...